スズキ2馬力・高年製ですが海上でオーバーヒートしました【山口県下関市・Yさん】
ゴムボくらぶです。
山口県下関市のYさんからスズキ2馬力のメンテナンスのご依頼をいただきました。
ありがとうございます。
*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)
型式:00202F
製造年月:令和6年02月
スズキ2馬力・高年製ですが海上でオーバーヒートしました【山口県下関市・Yさん】
中古購入したという令和6年製のDF2。
そのまま海で使用してみたところオーバーヒートを起こして走れなくなてしまったとのこと。
何らかの原因でオーバーヒートを起こした時に大事なことは
「止まるまで走らない」
ということです。
止まるまで無理矢理走ると損傷が拡大する恐れがあります。(シリンダーやピストンが傷付き重症になる)
ホンダ2馬力の熱ダレも同じと思って良いです。
今回Yさんはオーバーヒートを起こしていることに気付き、無理矢理走ることはせずエンジンは使わずに帰港してます(ナイス判断)
まずはインペラの状態を確認してみましょう。
ん?砂がめっちゃ入ってます。
ここにも砂が。
S足の船にL足を使っているので恐らく離着岸時にロアケースが砂にズボっと埋まってると思います。水路に砂を吸い込みますので気を付けられた方が良いです。
インペラの状態は問題ありません。
癖もほぼついてなく良い状態です。
サーモスタットケース内部の状態。
あるべき水路が塩で塞がってます。
サーモスタットケース内部には複数の水路があります。
サーモスタットの開閉は問題ありません。
水路詰まりによってオーバーヒートってとこですね。
清掃完了。
各水路の流通を確認します。
本来ここに小さな水路があります。
DF2は塩詰まりし易いので年に1度は清掃をした方が良いです。
キャブも汚れてますね。
フロートチャンバーのガスケットが二分割になってますので交換します。
DF2のこのガスケットの耐久性があまり良くないです。
燃料フィルターの清掃。
ヘッドの温度を確認しましたが正常値でバッチリ良くなりました。
中古現状品の購入は最初にメンテナンスをした方が安心ですね。
ご利用ありがとうございました。

