ゴムボくらぶです
福岡県北九州市のHさんからゴムボートの修理依頼をいただきました。
エンジンのメンテナンスの方でも毎年入れていただいており、ありがとうございます。
先日の釣行時にトランサムの上部が剥がれてしまったということです。
【ジョイクラフト】
オレンジペコ323W
ゴムボートのトランサム剥がれ修理とエアフロアからの漏れ【福岡県北九州市・Hさん】
左側
右側
剥がれていない接着部分の状態や生地の接合部分があればその部分の状態も見てどういった修理をするのがBESTかを臨機応変に判断します。
画像を見れば分かりますが、ちょうど生地の接合部分があります。
こういった部分は漏れ易い箇所なのでしっかりと点検します。
右側修理後
左側修理後
トランサムや台座、アンカーローラーなどのハード系パーツは5~6年経つと徐々に剥がれてきますが、パーツ類のみが剥がれているうちは貼り直しをすればOKです。
ちなみに販売価格が極端に安いメーカーだと2~3年ぐらいで剥がれてくるケースが多く、それなりだと思った方が良いです。
生地同士の接合部分のあちこちからカニ泡が出だしたら寿命です。
ボート本体とエアフロアを規定圧まで入れて翌日まで置いていたのですが、エアフロアが明らかに減圧してました。
ボート本体は減圧は見られませんでした。
エアフロアのバルブからエアー漏れしています。
原理を理解して直します。
右後ろコーナー部分
ここも漏れてます。
微細な漏れですが、あちこちから漏れてます。
エアキールの折り目左右からも漏れており
エアフロアの漏れは全部で26箇所ありました。
表面の漏れは主に左側に集中しておりこちら側が釣り座になってます。
足元にはお風呂マットを敷いていると言っておられましたが、砂が原因であったり魚の鰭であったり使っていれば劣化はするものなのでで仕方ないですね。
エアフロアの漏れも止めましたので、また暫くは快適に釣りが出来ると思います。
レッツ、エンジョイフィッシング!
ご利用ありがとうございました。
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