アクセス集計
  • 6現在オンライン中の人数:
  • 311今日のアクセス数:
  • 817昨日のアクセス数:
  • 306689総アクセス数:

ゴムボチャンネル

船外機メンテ

船外機(4スト)が水没した時の応急処置法

こんにちは、ゴムボくらぶ(@gomubo_club)です

 

突然、大事な船外機が水没してしまった!

こんな時は焦りますよね。。。

直ぐに修理に掛かることができれば良いのですが、そうでない場合の応急処置法を書きます。

応急処置をすることで、のちの修理費用が大幅に軽減される可能性があります。

この記事は4ストの軽い船外機での応急処置法です。

重い船外機ですと非現実的な内容も含まれますので、順応なご理解で宜しくお願い致します。

 

船外機が水没した時の応急処置法

 

まず海水は誰もが知る通り、塩分濃度がとても高いため強力に金属を錆or腐食させます。

特に水中ではなく乾いてからの方がより酸化(錆)が進みますので一刻も早く対処をする必要があります。

水没して錆びてしまった場合に、1番修理費用が掛かるところはエンジンですので、まずはエンジンの応急処置を第一にはじめます。

応急処置を行う順序はこれから下記に書く順番で行って下さい。

海水がエンジン内部に入ってしまう流路とは?

船外機が水没してしまった場合にどのような経路でエンジン内に海水が入ってしまうのかをまず説明します。

キャブから入って吸気バルブを通りシリンダー内に海水流入

排気管から入って排気バルブを通りシリンダー内に海水流入

ブローバイホースから入ってクランク室に海水流入

概ねこの3つです。

 

分かりやすく説明するとエンジン内部は上下の2つの部屋に分かれており、上の部屋がシリンダー、下の部屋がクランク室といったイメージでOK。

この2箇所の応急処置をしていきます。

 

くれぐれも水没修理をしていない状態でエンジンを掛けようとしてはいけませんのでご注意を!

エンジン始動は水没修理完了後です!

 

シリンダーに入った海水を抜く

まず、シリンダー(上の部屋)に入った海水を抜きます。

プラグを外して船外機をひっくり返してプラグ穴から海水を抜きます。

*これが重い船外機だと非現実的なところなのでひっくり返せるならOK!

 

そして、この写真のようなオイル注しを使ってプラグ穴からエンジンオイルを満タン入れます。

出来れば、ピストンが下がっている状態で注油するのが理想です。

プラグ穴を覗きながらスターターロープをゆっくり引くと、内部のピストンが上下するのが見えますので可能ならばピストンが下がっている状態で注油してください。

↑は参考写真ですのでエンジンは取り外していない状態での作業でOKです。

 

オイルが満タンになったら再びプラグを取り付けて、ゆっくりスターターロープを引いてロープが止まったところで止めておきます。

*絶対に勢いよくスターターロープを引かないようにして下さい。

これでシリンダー(上の部屋)の応急処置は完了です。

 

クランク室に入った海水を抜く

次はクランク室(下の部屋)に入った海水を抜きます。

クランク室はエンジンオイルが入っているところ。

エンジンオイルに海水が混入してしまっているので通常のオイル交換の要領で作業を行います。

船外機を傾けてなるべく内部のオイルを綺麗に抜きます。

そして、ゲージの規定量は無視で構いませんので満タン入れて下さい。

多いオイルは後で抜けば良く1番大事なのはエンジン内部をオイルで満たしておくことです。

こうしておくことでエンジン内部を錆させない、もしくは悪化させないことができます。

エンジン本体以外の応急処置

 

エンジン内部を保護するために最低限の応急処置法を書きましたが、大切な船外機はなるべく綺麗なまま維持したいものです。

エンジン本体や船外機全体についた塩分を上からシャワーで洗い流しておきます。

エンジン周りには鉄部品を使っているところもありますし、アルミも腐食しますからね。

 

キャブを外すスキルがあるなら外して清掃するのがベストですが、無理ならキャブ内部に溜まっている海水をドレンボルトから抜き、燃料コックONで暫くガソリンを垂れ流してからドレンボルトを締めて下さい。

*エアーベントから燃料タンクにどれだけ海水が入っているかは浸水時間によっても違いケースバイケースですので、海水の混入状態によっては綺麗なガソリンに入れ替えてからキャブに流すようにして下さい。

船外機が水没した時の応急処置法・まとめ

 

ここで書いた内容はあくまでもあまり分解せずにできる効果的な応急処置法です。

この状態で修理に出し応急処置の内容を説明すれば、あとはショップの方が適切な処置をしてくれるはずです。

水没の症状はケースバイケースで、水中でエンジンが停止した時点でエンジンがアウトな場合もあります。

上記の応急処置をしたからといって必ずしも軽く済むわけではありませんが、応急処置をすることで軽症で済むケースも多くありますので是非参考にしてみてください。

 

 

船外機メンテナンスカテゴリー

サイトマップ



Pick up!!
【同カテゴリー内の記事】