ゴムボくらぶです
福岡県福岡市のNさんからホンダ15馬力のタイミングベルト交換とタペット調整のご依頼を頂きました。
ありがとうございます。
その他、長年動かしていないという発電機の修理もご依頼頂いていますので、こちらも修理を行います。

型式:BALJ(BF15)
製造年月
ホンダBF15のタイミングベルト交換と発電機の修理【福岡県福岡市・Nさん】

BF15、始めて触る機種ですが流石4ストの15馬力は大きいですね!
長年愛用されているとのことですがスタイリッシュなデザインでカッコイイです。

さて、タイミングベルトの交換です。
タイミングベルトは見た目のひび割れとかで交換時期を判断するのではなく、使用期間で交換時期の判断をします。
車の場合は10万キロで交換ですが、船外機の場合は5年おきに交換するのが安全範囲のようです。

●交換後の画像
電装品などを傷つけないように細心の注意を払い交換しました。
ちなみにこの作業には特殊工具なども必要になります。

お次はタペット調整をします。
エンジンオイルが漏れないように少しチルトアップします。

当たり前ですがまんま車と同じですね。

ロッカーアームを固定しているナットは珍しく9mmでした。

規定範囲内の下の値に調整
発電機の修理

販売終了になっているスズキの発電機です。
長年使用していなくエンジンが掛からないとのことです。

キャブの中は大変なことになってます。
発電機はだいたい燃料入れっぱなしで次に使う時にはエンジンが掛からないといったケースが多いですね。
内部は固着しており容易に分解ができません。

ガソリンが腐敗してタールのようになっており、ここまでなるとなかなか簡単には綺麗になりません。
部品が入手できない可能性があるのでパーツを破損しないように慎重に分解します。
無理をすると折れてしまいそうなプラ製のフロートバルブも完全に固着してました。

何とか損傷も無く無事に清掃完了。

こちらもご依頼に伴いタペット調整をしました。

エンジンオイルを交換します。

絶好調に復活しました!
ヘッドカバーは錆びていたのでマッドブラックに塗装しておきました。
ご利用ありがとうございました。