ゴムボくらぶです
福岡県福岡市のAさんからゴムボート修理のご依頼をいただきました。
ありがとうございます。
トランサムドーリー台座のビスが外れてしまい、ステーが折れ曲がってしまったとのことです。
一度はビスを付け直したらしいのですが再度抜けてしまい、どーもこーもいかないということでお持ちいただきました。
一度抜けてしまったビスは付け直しても100%また抜けます!
初回の方が強度ある状態で抜けてしまってますから、2回目付け直しても更に強度は落ちてます。何度もステーやブラケットが折れ曲がってしまうとドーリー自体の強度が無くなりダメになってしまいます。
なので、早期の修理の決断が重要です。
前部からのエアー漏れもあるとのことなのでそちらも修理します。
*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)
メーカー:ジョイクラフト(PVC)
オレンジペコのドーリーを貫通式で取り付ける【福岡県福岡市・Aさん】
曲がってしまったトランサム側の土台
曲がってしまったのは右側のみですが、もう1本は以前に曲がってしまった分でしょうね。
こちらも鈑金しておきましょう。
ブラケットもこの通り曲がってしまってます。
右側だけ抜けている状況ですが、左右共に貫通式にして内側からナット止めにします。
貫通固定完了
オレンジペコはエアフロアがトランサムの位置まで来てるので、通常のナット固定だとエアフロアを圧迫してしまいます。
圧迫した状態で使っていると、いづれそこからエアーが漏れます。
なので、ちょっと違うやり方で作業を行いました。
エアフロアに優しいナット掛けで8本固定しました。
ガッツリ固定してますのでこれでもう抜けません。
エアー漏れチェック
こうゆう接続箇所は漏れ易いです。
裏側にも漏れがありました。
エアー漏れも修理して完了です。
ご利用ありがとうございました。