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ゴムボート修理

ゴムボート修理・気温30℃以上の時は出さないようにしましょう【福岡県大野城市・Hさん】

ゴムボくらぶです

 

福岡県糸島市のHさんからゴムボートの修理のご依頼をいただきました。

ありがとうございます。

 

夏場の気温が高い時にボートを出してトランサムが剥がれてしまったとのことです。

 

*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)

 

トランサム剥がれ修理

 

ジョイクラフト オレンジペコ323W

 

ゴムボート修理・気温30℃以上の時は出さないようにしましょう【福岡県大野城市・Hさん】

今年の夏は接着が剥がれた事例が多かったようです。

接着剤の性質上、過度な高温の環境では剥がれるリスクがあります。

気温30℃を超える状況は非常にリスキーで直射日光を受け続けているボートの表面は、 もっと高温になります。

夏場の車への積みっぱなしも当然ダメです。

 

中途半端に着いていた下部の部分も接着が弱くなっているため下まで剥がして貼り直します。

チューブ側、トランサム側と剥がれていますのでそれぞれ再接着します。

トランサムの修理は左右で1週間ぐらい掛かりますので費用もそれなりに掛かります。

今回、新艇購入からの年数やトランサム以外はしっかりしているという状況から修理した方が良いという流れとなりました。

製造から8~10年経過していたら修理するよりも新艇を購入する方が得策です。

剥がれていない部分も同じように経年劣化してますからね。

 

こういった話をするとジョイクラフトは~、アキレスは~って言う方が必ず居ますが

ボート選びの基準は人それぞれなので各々の基準でお好きなボートを選んだら良いと思います。

 

修理完了です。

 

今の時代ボート単体で買い替えるとなると20万ぐらいしますから、状況によっては修理もアリかなと思います。

 

ボートの畳み方

ここでボートの畳み方の説明をしておきましょう。

 

トランサム上部接着部分の丸い所がくの字に下り曲がらないように、右舷。左舷を思いっきり内側に入れて畳みます。

 

サイドキールが上を向くようにチューブを内側まで入れ込みます。

 

このようにチューブ部分をトランサムの幅にします。

 

全体像はこんな感じ。

 

トランサム側から1回折り曲げます。

バルブの弁は全部開けたままです。

 

フロント側から1回折り曲げます。

十分エアーが抜けたと思ったらバルブキャップを閉めても良いですし、開けたままで過度に体重を掛けないよう気を付けて畳んでも良いと思います。

体重を掛けると状況によってはバルブキャップの爪が折れることがありますのでご注意ください。

 

もう1回畳んでこれでOKです。

 

ポンプでエアーを抜くのは抜け過ぎて各パーツ周りに負担が掛かり剥がれ易くなるのでやめたほうが良いです。

 

 

復活♪

ご利用ありがとうございました。

 

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