こんにちは、ゴムボくらぶ(@gomubo_club)です。
盆休みを利用してmy船外機をメンテナンス中なのですが、この記事ではギヤまわりの内容を書いてみます。
エンジンまわりのメンテナンスはこちら
20年式のトーハツ2馬力(MFS2A)
トーハツ2馬力・ギヤまわりのメンテナンス
ロアケースの一部に欠けがあるため、今回のメンテナンスでロアケース本体を交換しようと思っていたのですが、ペラ奥にあるベアリングが凄く外し辛い構造になっています。
次回は新品のベアリングを準備してからロアケース本体を交換したいと思います。
今回、ウォーターポンプベース内のオイルシールやOリングも交換します。
インペラケースの黄色矢印の位置はシフトロッドが入るところで大・小2つのOリングが入っています。
このOリングが劣化するとギヤオイルに水が混じりますのでインペラ交換の際には一緒に交換しておきましょう。
Oリング小↓
ロア シフト O-リング 2~9.8馬力 2&4スト [シフト 内] 2.5-4.9 (369-66021-1) トーハツ 商品コード : 369-66021-1
Oリング大↓
ロア シフト O-リング 2~3.5馬力 2&4スト [シフト 外] 2.4-9.5 (301-66023-0) トーハツ 商品コード : 301-66023-0
このパーツは上側の穴から精密ドライバー等で押してやると外れます。
大きい方のOリングはこの黄色矢印の位置で小さい方のOリングはこのパーツを外すと落ちてきます。
オイルシールはこの位置にあります。
いつもは外れ難いウォーターポンプベースですが今回は簡単に外れました。
ウォーターポンプベースまで外すと必要になるガスケット類↓
●ガスケットが3枚(上・中・下)
ウオーターポンプ ガスケット ①[上] 2~3.5馬力 2&4スト (3F0-65018-0) トーハツ 商品コード : 3F0-65018-0
ウオーターポンプ ガスケット ②[中] 2~3.5馬力 2&4スト (3F0-65029-0) トーハツ 商品コード : 3F0-65029-0
ウオーターポンプ ガスケット ③[下] 2~3.5馬力 2&4スト (3F0-65020-0) トーハツ 商品コード : 3F0-65020-0
●ガイドプレート
ウオーターポンプ ガイドプレート 2~3.5馬力 4スト (3AB-65025-0) トーハツ 商品コード : 3AB-65025-0
オイルシール外れました。
現状まだ漏れてはいませんでしたが交換しておきます。
オイルシールはこういう器具を使ってネジを締め込んでいき圧入します。
オイルシールの外径に合ったソケットをアタッチメントとして使用。
ちなみにこの圧入器具はホームセンターに売っている材料を使って自作したものです。
ウォーターポンプベース内部のオイルシール↓
ウオーターポンプ ベース オイルシール 2~3.5馬力 10-22-8 (3F0-60223-0) トーハツ 商品コード : 3F0-60223-0
オイルシールを入れるのがちょっと。。。という方はウオーターポンプ ベース アッシ 2~3.5馬力 (3H2-65040-1) トーハツ を購入すればオイルシールがあらかじめ組み込まれています。
黄色丸の中にOリングが入っていますのでこれも交換します。
Oリングはコレ↓
ロア シフト O-リング 2~9.8馬力 2&4スト [シフト 内] 2.5-4.9 (369-66021-1) トーハツ 商品コード : 369-66021-1
オイルシールやOリングを交換したらインペラ側はこれでOKです。
次はペラ側ですが、黄色矢印の位置にOリングがありベアリングを外した奥にオイルシールがあるという構造です。
オイルシールを外すには先にベアリングを外さないといけませんが簡単にベアリングが外れそうにないです。
この部品は時間掛けて悪戦苦闘するよりも、ASSYで組み込まれたロア プロペラシャフトハウジングASSY 2~3.5馬力 2&4スト (3F0Q87323-1) トーハツ商品コード : 3F0Q87323-1を購入する方が得策かと思います。
ハウジング+内部オイルシール+ベアリング+O-リング
4点組み込み済み
ギヤまわりのパーツ構成はこんな感じです。
古いインペラと新しいインペラ
ウオーターポンプ インペラ 2~6馬力 2&4スト (369-65021-1) トーハツ
これであと組み付ければ完成です。
自分の船外機はなかなかゆっくりメンテナンスする時間がありませんが、この盆休みにすることが出来ました。
ではまた!