ゴムボくらぶです
大分県湯布市のOさんからゴムボートの修理依頼を頂きました。
ありがとうございます。
今回、船外機メンテナンスとゴムボートの修理依頼ということで、
大分県からお持ち込みいただきました。
まずはゴムボートの修理記事から。
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メーカー:アキレス
型式:LFー295WB
アキレスCMS艇・穴開き修理・トランサム修理
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アキレスのCMS艇です。
ネオネットマリンさんとのコラボモデルかな?
バウ右側下部に穴が開いてしまいご自身で修理をしたそうなのですが上手く漏れが止まらずとのことです。
苦戦された様子が伺えます。
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補修生地を剥がしました。
古い接着剤は綺麗に剥がさないと再度貼りつけることが出来ません。
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古い接着剤の剥がし作業完了
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擦れて破れてしまったようです。
長さ1.5~2cmぐらいかな?
結構大きいです。
CMSの補修生地は入手方法が限定的で価格も高いです。
こちらでCSMの補修生地を準備することも可能ではありますが、修理費用を抑えることを考えボート購入時に付属されていた補修セットを一緒にお持ちいただきました。
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補修セット内にある他色の生地を使って補修して良いとの了承を得ていましたのでグレー色で補修しました。
穴が大きいので大き目に貼りました。
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全体像で見るとこんな感じです。
色違いでも下部なのであまり気にならないかなと思います。
その他、漏れている箇所はありませんでした。
22時間のテストを行いましたが減圧無くOK。
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そして、大変なのがこちらトランサム。
右側ドーリー上部の取り付けナットが外れて貫通して移動中にドーリーが外れてしまったとのことです。
穴の周りは加水分解によって腐食しております。
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内側から見たところ
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下部の金具もドーリーが外れた拍子で抜け掛かっています。
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左側の上部取付け部分
このように塗装が剥がれた状態で使っていると水分を吸って腐ってしまいますので、塗装が剥がれたら再塗装や防水処理をするなり何かしらの処置をすることが大事です。
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いきなりですが修理完了です。
腐食部分を削り取り修正をしています。
隣にあった使っていない穴は、水分を吸い込む原因になるので埋めました。
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内側から見たところ
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ドーリー取付け確認
大変でしたが無事直りました。
*トランサム修理は状態によって可能な場合と不可能な場合があります。
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長持ちするCMS艇でもトランサムがダメになると短命になりますので、しっかり乾燥させてから収納するようにすることが重要です。
これでまたじゃんじゃん釣りまくってください!
さて、次は船外機メンテナンスの記事です。
ご利用ありがとうございました。