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ゴムボート

ゴムボートの寿命を縮めていませんか?正しいゴムボートのたたみ方。

ゴムボートの畳み方

こんにちは、D2(@gomubo_club)です

 

ゴムボートを購入して膨らませたけど、たたんでみたら何故か最初のように小さくならない。。。。

といった経験はありませんか?

 

ゴムボートのたたみ方は重要で、正しいたたみ方をしないと寿命を短くしてしまいます。

メーカーによって多少たたみ方の説明は違うかもしれませんが、これから書く手順で概ね間違っていませんので是非参考にしてみてください。

ゴムボートのサイズ

305cm×158cm

 

ゴムボートの正しいたたみ方・右舷/左舷を内側に入れる

 

ゴムボートの畳み方

エアーバルブを開けた状態でチューブを横から押しながら上記写真の状態を目指して形成していきます。

 

写真を見ても分かるように、右舷・左舷が中央でひっつくぐらいにかなり内側に入れ込みます。

サイドモールの位置確認

 

目安としては、右舷/左舷共が概ねトランサムの幅程度に収まるようにします。

 

正しいゴムボートのたたみ方・トランサム上部を引っ張り上げる/キール位置確認

 

トランサム上部の丸い部分、この部分に負荷が掛からないように保管するため、ボート生地を引っ張り上げながら形成していきます。

この部分が剥がれると、一番大変なのでこれ重要です。

 

トランサム上部に負荷が掛からないように引っ張り上げて形成すると、サイドキールは横を向きます。

 

ある程度形ができたらエアーバルブを開けたまま体重を掛けながらたたみます。

トランサム側から1回目たたみました。

 

できるだけ空気を抜いたら、手を突っ込んで右舷/左舷のエアーバルブを閉めてキャップも閉めます。

ボートにもよりますが、この段階で前側のエアーも抜いてバルブを閉めます。

 

*キャップの閉め忘れに注意します。

キャップを閉め忘れると、いつの間にかキャップが割れていたなんてことになります。

 

トランサム側から2回目の折りたたみをしました。

 

最後は前から折りたたんで被せます。

 

こんな感じでたたむと、ボートの幅とボートカバーの幅がほぼ同じになり、無理なく収まります。

ボート購入時にはこのようなたたみ方で入っていたはずです。

 

ゴムボートのたたみ方・寿命を短くするたたみ方の例

 

参考までにゴムボートが長持ちしないたたみ方の例を掲載します。

右舷/左舷を内側に入れ込まずに畳むとこのような形状になり、最もゴムボートの寿命が短くなるたたみ方です。

 

●トランサムの幅より大幅に出ている

●サイドモールが端にきている

 

サイドモールが端になりたたむとこのような状態になる為、剥げやすくなります。

 

そして、トランサム上部の丸い部分が曲がった状態となり、ここにも負荷が掛かり寿命を縮めます。

 

試しにこのままたたんでみると、横幅がかなり広くなり到底カバー内に収まりません。

 

ゴムボートは接着剤の劣化に伴い、夏場のような高温環境になると無理が掛かっている部分から剥がれます。

以前はゴムボート保管場所スペースの関係でたたむ時にエアーポンプで抜いていましたが、それだとやはり抜け過ぎる為、各部接着面に無理が掛かります。

なので、今はエアーポンプは使わずにたたむようにしました。

 

たたみ方ひとつでゴムボートの寿命は変わります。

正しいたたみ方で管理をして、大事なゴムボートを長持ちさせましょう。

 

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ゴムボくらぶが使ってる船外機メンテナンスの必須アイテムのご紹介!

 

●おすすめの耐水グリース

一般的な耐水グリースより粘度が高く持ちが良いです。

 

●80g用のグリースガン

エンジン下の首周りなど、グリースニップルからの注油に使用します。

ジャバラの状態で入れて使えるので綺麗に使えて便利です。

上記の80gグリースで使えるのでグリースガンとセットで持っておくと便利です。

 

●液体ガスケット

自己メンテナンスをする人には必須アイテムである液体ガスケット。

乾くのに1日程度掛かりますが硬化後の密着力が強く1215がお勧めです。

オイルシールの外周塗布にも使えます。

 

●シリコングリース

ゴム製品には攻撃性が低いシリコングリースを使うのが基本です。

オイルシールの内側やOリングなどゴム製品に塗布して使います。

 

●言わずと知れたマリンスプレーの定番です!

CRE 6-66

釣行後は錆び易い箇所にシュッっと

 

●キャブレタークリーナー

キャブクリーナーは安物が洗浄能力が低くてダメです!

私が使ってみておすすめするのはYAMAHAのヤマルーブです。

洗浄効果は勿論高く、汚れで変色したジェット類など浸け置きしておくだけで綺麗な金色に戻ります。

 

●パーツクリーナー

キャブクリーナーで洗浄したあとはパーツクリーナーでキャブクリーナーを洗い流してください。

キャブクリーナーで洗浄したのみだとべたつきますので。

 

●ピンポンチ

抜けにくいシャーピンを外す時にピンポンチがあると作業がスムーズにいきます。

釣行時の携行アイテムとして小型ハンマーとピンポンチがあれば便利ですよ!

 

●小型ハンマー

小型のハンマーですがヘッドの重さがそこそこあるので打撃力も強くコンパクトでなかなか良いですよ。

 

●ギヤオイルの交換におすすめなドライバー。

軸が四角形なのがポイント!

スパナをかけて緩めたり締めたりできます。

スパナをかけると固かったネジが嘘のように回ります。

 

●ギヤオイル交換アイテム

1Lのペットボトルに取り付けて使用します。

ホースの先端に付属のアダプター(M8×1.25)を取り付けることで、ホンダ・トーハツ・マーキュリー・スズキなど、ほぼ全メーカーのドレンボルトに適合します。

チューブタイプと比べるとドレンを閉める時に落ち着いて作業ができるのでおすすめです!

 

 

今後もおすすめアイテムがあれば追記していきます!

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