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トーハツ2馬力

トーハツ2馬力・シフトレバーに塩溜まってました。【福岡県古賀市・Mさん】

こんにちは、ゴムボくらぶ(@gomubo_club)です

 

福岡県古賀市・Mさんよりトーハツ2馬力のメンテナンス依頼を頂きました。

 

依頼内容

おまかせコース

 

購入して4年目、そろそろメンテナンスをということでご入庫されました。

今回、インペラ交換をします。

シフトレバーの動きが固くなり始めており、グリスニップルからのグリスアップで解決されなければ分解修理をすることにします。

 

製造年月:27年6月

型式:3BV(MFS2B)

 

インペラ交換

まずはインペラからバラしてみます。

4年間手をつけていないインペラボルト。

これはなかなかの苦戦が予測されます。

 

メガネを掛けて緩めようとすると、ガッチガチに塩噛みしているのが手応えからわかります。

金属の特性を意識しつつ慎重なやりとりで、

少しづつ・・・少しづつ・・・

慎重に緩めていき

何とか4本とも折らずに無事外すことができました。

折れる折れないはケースバイケースではありますが、こういった機会を重ねる度に折らずに外すスキルも上達出来ているように思います。

 

特に2本はネジ山が効いている部分までガッツリ塩噛みしていますね。

 

インペラを見てみると羽根が一枚切れておりありません。

 

切れたインペラが水路に挟まっていました。

完全に水路を塞いでいなかったのが不幸中の幸い。

 

インペラが切れていた場合は必ず破片を全て見つけ出さないとオーバーヒートの原因にもなります。

他の羽根も曲げると簡単に切れました。

 

今回、インペラリペアセットをご持参頂いていたのでこの写真のパーツを全て交換します。

インペラ

インペラピン

ライナー

ガスケット(上)

プレート

ガスケット(中)

 

ネジ山内部の塩をタップで掃除します。

 

追加でシフトロッドのOリング2個も交換しておきます。

 

シフトレバーの修理

次はシフトレバーですが、グリスニップルからの注油をしてみるもどうもグリスが入っていかないようです。

上の写真はグリスニップルを外してみたところ。

*グリスニップルは真鍮製で弱いため無理に外そうとすると折れるので注意

穴の奥に塩が詰まってしまってシフト軸までの通路を完全に塞いでいます。

このような状態ですので、分解修理しないといけません。

 

シフトの内側はこのようになっています。

 

シフトレバーを抜きます。

 

グリス溜まりにグリスは無くなり塩が溜まっています。

ここまでなるとグリスニップルからのグリスアップではどうにもなりませんよね。

 

内側のOリングは切れて無くなっていました。

 

シフト軸穴の中もこの通り

 

耐水ペーパーで穴の内部を綺麗に馴らします。

 

綺麗になりました

隣のセラミックボール&スプリングが入る穴やシフト軸との貫通通路など全ての経路を清掃します。

 

Oリングを交換して、グリスをてんこ盛り入れておきます。

WAKO’S ラバーグリス注入

 

シフト軸穴の隣にあるセラミックボールが入る穴からも塩の侵入があるので、こちらは耐水グリスを詰め込んでおきます。

 

内側からは更に耐水グリスでシールドしておきます。

ウォーターパイプ頂点にあるグロメットは交換。

このグロメットは排熱で傷んでいることが多いので、バラした時には交換しておいた方が良いです。

 

エンジン、アンダーケースのボルトが一つ錆びが酷かったので交換しておきました。

これでヨシ

 

エンジンを載せる前にフライホイルが錆びていますので防錆塗装をしておきます。

 

これでヨシ

 

イグナイターも

 

防錆処理

 

キャブレター清掃

キャブ内部、結構汚れています。

 

チャンバーガスケット交換

強力キャブクリーナー、ヤマルーブを使って清掃しました。

 

内部も綺麗になりました

 

燃料フィルターの清掃

燃料フィルター結構汚れています。

携行缶の塗装と思われる赤いものが付着しています。

これだけ汚れているということは・・・

 

やはりホース内部も汚れていますので清掃します。

 

燃料フィルターの汚れ具合は携行缶によって左右されるところが大きいため、海での使用はゴリッタやステンレス携行缶がおすすめです。

 

サーモスタット点検

サーモスタットを点検しておきます。

動作に問題ありませんでしたので、ケース内部を清掃して組付けます。

塩害もそれほどありませんでした。

ガスケット交換。

 

その他の作業

トーハツ2馬力はこの黄色丸のボルトが錆びるんですよね。

結構錆びてましたので交換しておきました(写真は交換済み)

 

●ギヤオイル交換(ドレンガスケット2枚交換)

●アノード磨き

●ペラ軸グリスアップ(割りピン交換)

●ドライブシャフトスプライングリスアップ

 

シャーピンOK

プラグOK

 

試運転

【冷間始動】チョークを引いてアクセルはSTART位置にて2回始動

【温間始動】アクセルはRESTART位置にて1回始動

【吹け上がり】良好

【検水】良好

 

交換した部品

ご利用ありがとうございました。

 

シフトレバーが完全固着のトーハツ2馬力の修理【福岡県北九州市・Iさん】

ゴムボくらぶが使ってる船外機メンテナンスの必須アイテムのご紹介!

 

●おすすめの耐水グリース

一般的な耐水グリースより粘度が高く持ちが良いです。

 

●80g用のグリースガン

エンジン下の首周りなど、グリースニップルからの注油に使用します。

ジャバラの状態で入れて使えるので綺麗に使えて便利です。

上記の80gグリースで使えるのでグリースガンとセットで持っておくと便利です。

 

●液体ガスケット

自己メンテナンスをする人には必須アイテムである液体ガスケット。

乾くのに1日程度掛かりますが硬化後の密着力が強く1215がお勧めです。

オイルシールの外周塗布にも使えます。

 

●シリコングリース

ゴム製品には攻撃性が低いシリコングリースを使うのが基本です。

オイルシールの内側やOリングなどゴム製品に塗布して使います。

 

●言わずと知れたマリンスプレーの定番です!

CRE 6-66

釣行後は錆び易い箇所にシュッっと

 

●キャブレタークリーナー

キャブクリーナーは安物が洗浄能力が低くてダメです!

私が使ってみておすすめするのはYAMAHAのヤマルーブです。

洗浄効果は勿論高く、汚れで変色したジェット類など浸け置きしておくだけで綺麗な金色に戻ります。

 

●パーツクリーナー

キャブクリーナーで洗浄したあとはパーツクリーナーでキャブクリーナーを洗い流してください。

キャブクリーナーで洗浄したのみだとべたつきますので。

 

●ピンポンチ

抜けにくいシャーピンを外す時にピンポンチがあると作業がスムーズにいきます。

釣行時の携行アイテムとして小型ハンマーとピンポンチがあれば便利ですよ!

 

●小型ハンマー

小型のハンマーですがヘッドの重さがそこそこあるので打撃力も強くコンパクトでなかなか良いですよ。

 

●ギヤオイルの交換におすすめなドライバー。

軸が四角形なのがポイント!

スパナをかけて緩めたり締めたりできます。

スパナをかけると固かったネジが嘘のように回ります。

 

●ギヤオイル交換アイテム

1Lのペットボトルに取り付けて使用します。

ホースの先端に付属のアダプター(M8×1.25)を取り付けることで、ホンダ・トーハツ・マーキュリー・スズキなど、ほぼ全メーカーのドレンボルトに適合します。

チューブタイプと比べるとドレンを閉める時に落ち着いて作業ができるのでおすすめです!

 

 

今後もおすすめアイテムがあれば追記していきます!

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