ゴムボくらぶです
岡山県岡山市のOさんからホンダ2馬力のメンテナンス依頼をいただきました。
ありがとうございます。
ご依頼頂いたのは、ご存じの方も多いと思いますが岡山「真ブログ」のしんさんです。
今回はご友人のホンダ2馬力をご依頼いただきました。
「真ブログ」さんはミニボーターにとって有益な記事を沢山アップされています!
今回のこのホンダ2馬力の記事も後日に書かれるようなので、良かったら訪問してみてください↓↓↓
アイドリングでエンストするらしく、ご依頼前にキャブの清掃をしたらしいのですが症状改善せず。。。といった状況です。
*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)
型式:BAAC(BF2DH)
製造年月:2020年01月
ホンダ2馬力・アイドリングでエンストします【岡山県岡山市・Oさん】
まずは症状確認をする為にエンジンオイルとガソリンを入れてエンジン始動してみます。
あれ?
チョークが引っ張れない。
お気づきだろうか。
チョークロッドの取り回しがおかしいことを。。。
チョークロッドの取り回しを正常にしました。
そして、エンジン始動を試みますが掛かりません。
何となく圧縮が少し低いような気がしたので圧縮を計ってみます。
圧縮は問題なく正常でした。
では、バラしていきましょう。
ブローバイホースがきちんと入ってなく折れ曲がってました。
ホンダ2馬力アルアルです。
不調は各部をチェックしていけば必ず原因が分かります。
くまなくチェック
プレートのネジが締まってませんでした。
何らかの理由で緩めて締め忘れたんでしょうね。
ズバリ、二次エアーを吸っているのが不調の原因です。
こういった所の状態も良くないのでメンテナンスに出すには良い時期だったと思います。
ノーメンテで使ってるといづれ海上でトラブルに合いますからね。
キャブレターの清掃をします。
ドレンのOリングが付いてませんでした。
OK
燃料フィルターは汚れ少々
こちらエンジンオイルのフィーラーキャップ。
このキャップは締め過ぎるとパッキンが広がってしまいダメになりますので、適度な力で締めてください。
左:付いていたパッキン
右:新品のパッキン
付いていたパッキンは締め過ぎで広がってしまっているのが見てとれます。
止まってからキュッと締める程度がBESTです。
錆び易いボルトなどはステンレス化をします。
オイルシールの状態は良好デス。
ギヤオイルは真っ黒でした。
マフラーは綺麗な状態です。
こういった所は塩が溜まりやすいので、しっかりと塩清掃をしておきます。
ロープを交換
どでかグリップに交換希望がありましたので交換します。
いい感じ♪
キャブセッティングをBESTに調整して絶好調になりました。
ご利用ありがとうございました。
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