ゴムボくらぶです。
広島県広島市のKさんからホンダ2馬力のメンテナンスのご依頼をいただきました。
ありがとうございます。
*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)
型式:BAAC(BF2DH)
製造年月: 年 月
ホンダ2馬力・ギヤオイル白濁してました【広島県広島市・Kさん】
定期的にメンテナンスに入れて頂いているKさんのホンダです。
アンダーケースが割れてますが交換は希望されてないのであとから補強しておきましょう。
オイル漏れが無いかエンジンを下ろしてチェックしてみましょう。
オイル漏れ無し、OKです。
塩が凄い。
クラッチベアリング、しっかりグリスが効いてて問題ありません。
マフラーを覗き込んでみると塩が凄かったので清掃します。
ハウジングの中の塩もこさぎ落とします。
マフラー綺麗になりました。
エンジンも綺麗になりました。
キャブレターの清掃をしましょう。
チャンバーが結構錆びていますが、まぁ現物メンテナンスでいけるでしょう。
復活しました。
あっ、ギヤオイルが白濁してます。
2022年の入庫時に白濁しててロアケースのオーバーホールをしています。
2023年か2024年に入庫した時には白濁してなくてそして今回白濁です。
ホンダ2馬力はどうしてこんなに白濁が多いのだろうか?
ちょっと考察してみましょう。
ドライブシャフト側のオイルシール。
状態が良く見えるようざっと清掃しました。
ドライブシャフトを抜き挿ししてもリップの部分が全くと言ってよいほど伸縮しません。
バネが効いてなくスポスポ状態。
オイルシールの拡大画像
リップの部分の角度が開いたままなのが分かります。
新品のオイルシール
新品と比べるとリップがだいぶ摩耗しているのが分かります。
これはペラ側のオイルシールです。(見え易くするために表のカバーを外しています)
新品のオイルシール。(新品なのでカバーは外せません)
ドライブシャフト側ほどリップは開いた形になっていませんし摩耗もそこまでしていません。
ギヤの構造的にドライブシャフト側の方が倍回っているから摩耗が早いという部分もありますが、それにしても早いような気がします。
考えられるのはオイルシールが露出している構造なので排気口から入った砂がオイルシールの上に乗って砂でリップが摩耗していることや水無しでのエンジン始動です。
水無しでエンジンを掛けると排気熱がモロにオイルシールにあたり劣化を早めますし変形もします。ホンダ2馬力は空冷式なので水無しでエンジンを掛けても良いと思っている方が多いと思いますがダメですよ。
水冷式の他機種だとこなに頻繁に白濁しませんので、ホンダ2馬力に白濁が多いのはこういった要因もあるんだと思います。
オイルシール交換完了。
アンダーケースが割れてたとこは骨を入れて補修し、見た目が良いように保護シートを貼っときました。
元々の強度ぐらいはあります。
今シーズンも安全航行で楽しんで下さいね♪
ご利用ありがとうございました。

