ゴムボくらぶです。

 

福岡県京都郡のTさんからトーハツ2馬力の修理・メンテナンスのご依頼をいただきました。

ありがとうございます。

 

*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)

 

不調修理・おまかせ・オーバーホール

 

型式:3BV(MFS2C)

製造年月:令和7年6月

 

トーハツ2馬力・シフトレバーの固着修理【福岡県京都郡・Tさん】

久々に使おうとしたらシフトレバーが固くなっていたということでご入庫頂きました。

ガッチガチに固くなっています。

こういった場合って無理矢理動かしても良くはなりません。

ガッチガチのヤツを無理矢理動かすと再利用できたはずのシフトレバーが軸と分離してしまい、再利用が出来なくなり無駄にシフトレバー交換代が増えるだけです。

令和7年製ですが何故か固着するのがが特別早いですね。

 

シフトレバーにアクセスする為にエンジンを下ろしていきます。

 

ん!?

塩抜きプラグを取り付けるボルトが別の大きなもボルトに変えられており、エンジン固定ボルトとの隙間がありません。

これだと工具が入らないのでボルトが緩められません。

丸いボルトはネジ山で締めているようですが角が無い状態。

 

バイスプライヤーで挟んでモンキーレンチを噛まして回してみるも緩みません。

塩噛みして固着状態になっているようです。

これはもう丸いボルトを削って隙間を作りエンジン固定ボルトを外すしかありません。

エンジンさえ下ろせば固着は外せるので正規のボルトに交換します。

 

水路回りは特に固着するのでこういった状態になるとメンテナンス時に難航します。

一部を削ってエンジン固定ボルトを外しました。

 

シフトレバーにアクセス。

 

シフトレバー抜いていきましょ。

 

スイベルのプラノブが固着しています。

ここは新品購入した時に最初にグリスアップしておいた方が良い箇所です。

プラノブが固着していると作業に影響しますので、まずはこちらの固着解除をしましょう。

 

シフトレバー抜けました。

固くなってからグリスアップをしたそうですが時既に遅しです。

グリスアップしても固着箇所までは入っていきません。

 

グリスを拭き取りました。

私の持ち得る最大限のスキルを投入して固着し難いようにして組み上げます。

 

この機会に出来るメンテナンスを全てします。

 

インペラのチェック&ボルトのグリスアップ。

令和7年製なのでまだインペラは交換する必要ないです。

 

塩噛みしてますので清掃してグリスアップします。

 

綺麗になりました。

 

ギヤオイル白濁無しでした。

 

キャブレターの清掃をしましたがイマイチ調子が良くないです。

社外キャブですが、P/Sが何かしらの方法で固定されており調整ができない状態なんです。

純正キャブをお持ちとのことでしたので純正キャブに交換することになりました。

 

燃料フィルターは綺麗な状態でした。

 

OKです。

シフトレバーもスコスコと軽くなりノンストレスになりました。

 

ご利用ありがとうございました。