こんにちは、D2(@gomubo_club)です
ブログのお問い合わせには、全国各地からさまざまな船外機トラブル相談が届くのですが、先日以下の相談がありました。
*文面の一部を記事として使わせて頂きます。
機種:マーキュリー2馬力2スト
この原因はチョークの使い方を逆にしていたのが原因でした。
なので故障ではありません。
この機会に2馬力2スト船外機のチョークの使い方を説明致します。
2馬力2スト船外機のチョークの使い方
2馬力2スト船外機のチョークは上下に動かすレバーになっています。
エンジンが冷えている時はチョークを使って掛かり易くしてやるため、チョークの位置をCLOSEにします。
そして、エンジンが掛かったらOPENの位置にします。
その後の再始動はOPENの位置でOKです。
OPEN/CLOSEとは何のことかと言うと空気の流通経路を開くか、閉じるかということです。
CLOSEにして、一時的に空気の流通経路を大幅に遮断してやることで燃料が濃くなり掛かりやすくなるという仕組みです。
チョークの仕組みを知らない場合、何となくチョークを効かすのはOPENの方だろうというイメージになるかもしれません。
4ストのチョークはレバーを引っ張って使いますので間違える事はあまりないと思いますが、2ストの場合はOPEN/CLOSEの上下レバーなため、はじめてこのタイプを扱う場合は間違え易いかなと思います。
2馬力2ストオーナーでチョークを戻すとエンジンが止まるという方はもしかしたらチョークを逆に使っているかもしれません。
ご参考までに。
マーキュリー2馬力2スト・メンテナンス【山口県山陽小野田市・Nさん】