ゴムボくらぶです
福岡県北九州市のOさんからトーハツ6馬力のメンテナンス依頼を頂きました。
ありがとうございます。
Oさんのトーハツ6馬力は定期的にメンテナンスに入れていただいており、今回も定期メンテナンスとなります。
不調も無く調子良く使えているとのことで、メンテナンスをしている私としても嬉しい限りです。
船外機は陸上で使う車とは違い不調になる前のメンテナンスが基本です。
では、一通りチェックしていきましょう。
型式:3JE(MFS6C)
製造年月:27年8月
トーハツ6馬力の定期メンテナンス
前回、インペラを交換して2年です。
もう1年ぐらい大丈夫かな?と思いますが、
インペラの金額なんて大した金額ではありませんので安全のために交換しておきます。
私がインペラ交換した機は固着防止処理をしており塩嚙みしていないので、安心してバラせます。
2年使ったインペラはこんな感じ。
インペラは切れてしまってから交換はやっかいです。
破片を全て探し出し、パズルのように組み立てて完成させないといけませんからね。
シフトOリングが塩嚙みしてます。
この部分は塩嚙みし易く、進行していくとギヤオイルに海水が侵入します。
しっかりとメンテナンスしておきます。
海水の混入は無し。
インペラを交換したのでまた暫く安心です。
サーモスタットの点検をしておきましょう。
設定温度できちんとサーモタットが開いており正常でした。
表示が大きくて見易くて自動電源OFFなこの水温計は使いやすくておすすめですョ
年を取ると表示が大きいというのも選ぶ基準に入ってきますw
サーモスタットケース内部は結晶も溜まっていなく綺麗な状態でした。
お次はキャブレターの清掃をしておきます。
見た感じ内部が汚れているということはありませんでしたが、細かい経路などは目視では確認できませんので信頼できるキャブクリーナーでキッチリ経路の通りをを確認しながら清掃します。
その他の主な作業
ホースクリップに錆びがでていますね。
こういった部分は直接不調につながるものではありませんが、大事な船外機を綺麗に保とうと思ったらこういったところも見逃せません。
私がメンテナンスさせていただいている船外機はいつまでも良い状態を保つという気持ちでやっております。
自分の船外機のように。。。
性格が出ますねw
おけぃ!
こういったところも気になります。
ボルト交換して綺麗になりました。
グリスも注油しておきます。
●エンジンオイル交換
●ギヤオイル交換
●スターターロープ交換
試運転
【冷間始動】チョークを引いて1~2回で始動
【温間始動】RESTART位置にて1回で始動
【吹け上がり】良好
【検水】良好
交換した部品
ご利用ありがとうございました。
トーハツ6馬力・エンジンが掛かり辛いのでキャブセッティングをやり直す!【福岡県北九州市・Nさん】