こんにちは、D2です
先日、自作でオリジナルの認識旗(安全フラッグ)を作成しました。
私はロゴを切り抜き仕様にして作りましたので、そこそこ手間は掛かりましたが切り出し仕様で作るならば作成は到って簡単です。
オリジナルのフラッグを作りたい・DIYが好きという人には向いているかと思います。
ほとんどの方は認識旗を取り付けて出船されているとは思いますが、もし取り付けていないという方は安全のために必ず取り付けましょう。
フラッグに貼り付けるオリジナルのロゴを作成する
オリジナルのロゴを入れて認識旗を作成したい場合は、ロゴを作成する必要があります。
どんなソフトを使って作っても良いのですが、私は無料バナー作成ソフトCanvaでバナーを作成しロゴのみを切り出して使うという方法でやりました。
*Canvaは有料コースもありますが無料のぶんだけで十分に活用できます。
興味がある方は「Canva 使い方」と検索すれば詳しい使い方が出てきます。
ロゴ作成までの手順は以下の通り
Canvaでオリジナルバナーを作成しPC内にJPEG保存
↓
画像加工ソフトを使ってロゴだけを切り出してプリンターで印刷
↓
コンビニで必要なサイズまで拡大コピーをする
こんな感じの流れでフラッグに貼り付けるロゴを作成します。
オリジナルフラッグ作りの素材はPVCを使う
オリジナルフラッグ作りの素材にはPVCを使います。
ご存知の通りゴムボートの生地に使われているPVCです。
既製品のフラッグと比べると、少し重いですが強度もあるし色褪せもしにくいのでおすすめです。
PVC生地の購入はBEEボートさんが品揃えが良いので便利ですね。
私が購入したのは75/50cmのPVC 0.7㎜生地です。
接着剤が無い場合は一緒に購入すると良いですね。
接着剤のみ必要な場合は上記からも購入できます。
オリジナルフラッグの作成手順
web上で作った完成イメージ
黄色ベースで黒帯部分は切り抜きで作成します。
切り抜き仕様で作るのは、かなり手間が掛かりますが拘りだけで作成しますw
フラッグサイズ
黄色部分:40cm×25cm
黒帯部分:15cm×25cm
黒帯部分にロゴを転写し切り抜き作業
生地が黒なのでそのままでは転写ができないため、全体にマスキングテープを貼ります。
転写にはカーボン紙を使用
*100均にて購入
コンビニで拡大コピーしてきたロゴと同サイズにカットしたカーボン紙
転写面を下にして2枚をテープで固定
マスキングテープに直ではカーボン紙の転写が写らないので、一枚白紙を貼り付けます。
糊や木工用ボンドで白紙をマスキングテープにベタ貼り。
ロゴをセンターに合わせテープで固定します
構成は上から
ロゴ紙
カーボン紙(転写面を下にする)
ベタ貼りした白紙
マスキングテープ
PVC生地
この状態で、ロゴをボールペンでなぞって白紙に転写させます。
無事白紙に転写されました。
*直線部分は定規を使った方が綺麗に転写できます。
カッターやデザインカッターを使って切り抜くのですが、ここでも直線部分は定規を使います。
切り抜きが完了し、マスキングテープを剥がすとこんな感じです。
再度黒帯全体に再度マスキングテープを貼り接着作業をします。
旗本体(黄色PVC)の貼り付け予定のところに位置決めをして貼り付けます。
旗本体、上下の黄色部分にはマスキングテープを貼ります。
*旗本体側、接着剤はみだし防止のため
PVC接着方法はこちらの記事をご参考に
https://gomubo-club.com/pvc-boat-hosyuu/
ゴムボートを綺麗に修理するコツ・パーツはがれ/トランサムはがれ
はみ出た接着剤はラッカーシンナーを使って拭き取ります。
ウェスに染み込ませてふき取るのですが、手が荒れるのでゴム手袋を着用した方が良いです。
オリジナル認識旗完成♪
「ゴムボくらぶ」オリジナルフラッグが完成しました
反対側はDマークを切り出して貼り付け
DAIWA風w
切り出し仕様の方がはるかに簡単です。
4角は強度をもたせるためとデザイン性も兼ねて、生地を重ね貼りしています。
そして、ポールへの固定部分の強化とクォリティーを上げるもう一つのアイテムがハトメ。
ハトメをつけるとグッとクォリティーが上がります。
上記のハトメセットは必要なものが全て入っていますので便利です。
製作費用:5000円~8000円
PVC生地を何色使うか?接着剤はあるか?ハトメセットはあるか?等で製作費用は変わってきますので目安です。
カッティングステッカーを作るような感覚で楽しく作成できました。
ちなみにポールは下記のBMOのものを使っています。
このポールはかなりしっかりしています。
値段もそこまで高くないですし買って良かったと思える物でした。
釣り竿で代用するというやり方もありますが、旗が抵抗となりビヨンビヨンなりますので
風が強い日はいつの間にか抜けて飛んで無くなっていたということが起こり得ます。
できれば、ちゃんとしたポールを購入することをおすすめします!