ゴムボくらぶです
福岡県北九州市のOさんからマーキュリーシープロ10馬力のパーツ移植依頼を頂きました。
ありがとうございます。
マーキュリー10馬力のロアケースを15馬力の方に移植するという依頼内容です。
その他、15馬力の調子が良くないとのことなのでそのあたりもやります。
型式:15MA
製造年月 1996年
マーキュリー10馬力のロアケースを15馬力へ移植する【福岡県北九州市・Oさん】
生かす15馬力とドナーの10馬力です。
この2機種はギヤチェンジの構造が違っており、10馬力は通常通りシフトレバーでのギヤチェンジを行いますが、15馬力の方はハンドルのみで前進・後進・ニュートラルを操作する構造になっています。15馬力の方はシフトレバーが無いでしょ?
スロットルを回して前進・後進・ニュートラル・アクセル開度の操作をします。
15馬力
チョークのようですがこの部分の構造も通常とは違います。
写真を撮り忘れてましたがw
ロアケースの移植は完了しました。
キャブレターの清掃です。
流石にこのクラスは口径が大きいですね。
エンジンの調子が悪いとのことなのでまずはキャブレターの清掃をします。
余談ですが10馬力はキャブレターを取り外すのは簡単ですが、ハンドルギヤチェンジ式の15馬力の方はちょっと外し辛いです。
15馬力のロープは捻じれており、こんななので10馬力の方とASSY交換します。
その他、良いとこ取りで10馬力と15馬力のパーツを組み替えました。
ちなみにこの機種はサーモスタットが入っている場合と入って無い場合があり、
今回、10馬力は入ってましたが15馬力は入ってませんでした。
年製によって違うようです。
キャブレター清掃だけでは調子が良くなりませんでしたのでセッティングや諸々の作業をして良好になりました。
ご利用ありがとうございました。