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トーハツ2馬力

トーハツ2馬力の検水が突然出なくなった。その原因は!?【福岡県北九州市・おかちんさん】

こんにちは、D2です

 

ミニボートユーチューバーでお馴染み、おかちんさんさんよりトーハツ2馬力の修理依頼を頂きました。

複数の船外機を所有されているおかちんさんですが、前回はマーキュリーSEA PRO 15のメンテナンスに出して頂きました。

マーキュリー・シープロ15馬力メンテナンス【福岡県北九州市・おかちんさん】【ゴムボくらぶ】マーキュリー/シープロ15をフルメンテナンスしました。ギヤ関係の分解説明あります。是非ご参考に!...

おかちんさんのチャンネルはコチラ

 

トーハツ2馬力/修理依頼内容

●検水が出ていない

●その他の箇所も全体的に見て、しておいた方が良いことは全てしておいて欲しいとのこと

 

船外機の状況

ダムにてトーハツ2馬力を使うため、前日に自宅にて動作チェックをしたところエンジンも始動し検水もちゃんと出ていた。

しかし、翌日にダムにて使用中に検水が出ていないことに気付き、何とか着岸し工場に入庫。

インペラ自体は他所で交換してからまだ2~3回しか使用していないという状況です。

 

 

 

型式:3BV(MFS2B)

製造年月:26年10月

 

トーハツ2馬力・インペラチェック

 

一応、現状確認のためにエンジンを始動してみると確かに検水が全くでていません。

インペラを交換してまだ2~3回しか使用していないとのことですが、まずはさておきインペラをチェックしてみます。

インペラに損傷は無く全く問題ありません。

ゴムも柔らかく新品と変わらない状態です。

原因はインペラではありません。

ん?

なにか草のようなものが水路内にあります。

ロアケースの吸い込み口から入ってこの位置に来ていますので、ここまでの経路にまだ草がないかをチェックしますと、この草以外は大丈夫でした。

現状、インペラは問題ない。

水路に草があり検水が出ない。

内部の水路にも草があると思われますので、エンジンを下ろして見てみることにします。

水路のチェック

エンジンを下ろして見てみると、

ありました原因が。。。

見事に検水の管が草で詰まっています。

 

ウォーターパイプのグロメット(上側)が排熱でやられていましたので交換します。

 

サーモスタットを外してチェック

内部の水路にも草ありますね。

この機会にサーモスタットも交換しておきましょう。

新品サーモスタット&ガスケット

 

エンジン内部洗浄

サーモスタットケースから流水を入れてエンジン内部の水路を洗浄します。

下側から勢い良く水が出ています。

 

エンジン内部の結晶清掃

水路に溜まった結晶を「塩害腐食防止剤・ソルトアウェイ」を使って掃除します。

塩害腐食防止剤・ソルトアウェイについては

塩害腐食防止剤・SALT-AWAY(ソルトアウェイ)をミニボートに活用する!

に詳しく書いていますので興味ある方は見てみてください。

 

シフトレバーにグリスニップルを追加加工する

この26年式にはシフトレバーのグリスニップルがついていません。

エンジンを下ろしたついでにグリスニップルの追加加工もやっておきます。

シフトレバーを抜いてみるとグリスと塩分が混じっていました。

慎重に位置決めをして。。。

グリスニップルが付きました。

これで定期的な注油さえすればシフトが固くなることはありません。

Oリングも新品に。

シフトレバーが硬くなると、抜けない抜けないとよく目にしますが順序良くすればわりと抜けます。

 

キャブレターオーバーホール

キャブの分解写真を撮り忘れたのですが、オーバーホールします。

フロートバルブやゴムキャップ、ガスケットを交換しておきます。

燃料フィルターも汚れていましたので清掃します。

*燃料ホースのクリップが錆びていたので2個交換しました。

燃料フィルターの清掃はパーツクリーナーでOK!

 

バルブクリアランス調整

シックネスゲージを使って、バルブクリアランス調整もしておきます。

タペット音が高いと感じたらバルブのクリアランスをチェックしてみましょう。

これをするだけでエンジンの調子が非常に良くなることもあります。

バルブクリアランス調整に挑戦してみようという方は、やり方はググればでます。

 

トーハツ2馬力(MFS2A/B)基準値

IN:O.10mm±0.04mm

EX:0.15mm±0.04mm

 

シャーピンチェック

シャーピンは問題ありませんでしたが、シャフトにも草が絡まっていました。

シャフトやシャーピンに耐水グリスを塗っておきます。

 

フライホイル塗装

トーハツ2馬力のフライホイルは良く錆びます。

錆が結構出ていたので塗装しておきました。

 

組み上げて試運転

組み上げて試運転をしてみます。

検水はもちろんOK!

【冷間始動】アクセルを少し開けて1〜2回で始動

【温間始動】RESTART位置にて1回始動

【吹け上がり】良好

【検水】良好

冷間時の始動にクセがありアクセルを少し開けて掛ける必要がありますが、キャブを交換するほどのことではないためこれにて完結とします。

スローのメクラを外して調整。

 

ダムでの使用で水草なのか流れ着いた草なのかは分かりませんが、ロアケースの吸い込み口から大量に入ってしまい検水が詰まったというのが原因でした。

海での使用でも水草周辺に行けば同じことが起こりますので気をつけないといけませんね。

 

交換した部品

●プラグ交換

●エンジンオイル交換

ご利用ありがとうございました。

Amazonで注文できるトーハツ2馬力/3.5馬力消耗パーツ一覧表

 

【トーハツ2馬力メンテナンス記事】

トーハツ2馬力が海上で突然不動に・・・まさかの原因だった!【福岡県宗像市・Tさん】

5年以上不動状態で眠っていたマーキュリー 4st 2馬力を復活させる!【山口県下関市・Hさん】

 

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船外機メンテナンスカテゴリー

ゴムボくらぶが使ってる船外機メンテナンスの必須アイテムのご紹介!

 

●おすすめの耐水グリース

一般的な耐水グリースより粘度が高く持ちが良いです。

 

●80g用のグリースガン

エンジン下の首周りなど、グリースニップルからの注油に使用します。

ジャバラの状態で入れて使えるので綺麗に使えて便利です。

上記の80gグリースで使えるのでグリースガンとセットで持っておくと便利です。

 

●液体ガスケット

自己メンテナンスをする人には必須アイテムである液体ガスケット。

乾くのに1日程度掛かりますが硬化後の密着力が強く1215がお勧めです。

オイルシールの外周塗布にも使えます。

 

●シリコングリース

ゴム製品には攻撃性が低いシリコングリースを使うのが基本です。

オイルシールの内側やOリングなどゴム製品に塗布して使います。

 

●言わずと知れたマリンスプレーの定番です!

CRE 6-66

釣行後は錆び易い箇所にシュッっと

 

●キャブレタークリーナー

キャブクリーナーは安物が洗浄能力が低くてダメです!

私が使ってみておすすめするのはYAMAHAのヤマルーブです。

洗浄効果は勿論高く、汚れで変色したジェット類など浸け置きしておくだけで綺麗な金色に戻ります。

 

●パーツクリーナー

キャブクリーナーで洗浄したあとはパーツクリーナーでキャブクリーナーを洗い流してください。

キャブクリーナーで洗浄したのみだとべたつきますので。

 

●ピンポンチ

抜けにくいシャーピンを外す時にピンポンチがあると作業がスムーズにいきます。

釣行時の携行アイテムとして小型ハンマーとピンポンチがあれば便利ですよ!

 

●小型ハンマー

小型のハンマーですがヘッドの重さがそこそこあるので打撃力も強くコンパクトでなかなか良いですよ。

 

●ギヤオイルの交換におすすめなドライバー。

軸が四角形なのがポイント!

スパナをかけて緩めたり締めたりできます。

スパナをかけると固かったネジが嘘のように回ります。

 

●ギヤオイル交換アイテム

1Lのペットボトルに取り付けて使用します。

ホースの先端に付属のアダプター(M8×1.25)を取り付けることで、ホンダ・トーハツ・マーキュリー・スズキなど、ほぼ全メーカーのドレンボルトに適合します。

チューブタイプと比べるとドレンを閉める時に落ち着いて作業ができるのでおすすめです!

 

 

今後もおすすめアイテムがあれば追記していきます!

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