ゴムボくらぶです。

 

宮崎県小林市のIさんからマーキュリー2馬力のメンテナンスのご依頼をいただきました。

ありがとうございます。

 

*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)

 

不調修理・おまかせ・オーバーホール

 

型式:3BV(F2M)

製造年月:平成20年3月

 

マーキュリー2馬力・エンジン不調とギヤオイル白濁など【宮崎県小林市・Iさん】

修理とご依頼頂いていますので、不調を確認する為にまずはオイルとガソリンを入れて始動してみました。

するとエンジンは掛かるもののアイドリングせずに止まってしまいます。

なるほど。

 

社外のキャブが付いてます。

中が結構汚れてましたので清掃をして再度掛けてみると止まらなくはなりました。

んがしかし、調整をベストに合わせても始動性がよくありません。純正キャブだと1~2回で掛かりますが、社外キャブはチョークを戻したりスロットルを開けたりしながら5~7回ほど引っ張って掛かるといった感じです。(社外キャブはこれが普通)

今回、純正のキャブも同梱して送って頂いてました。

始動性が良くないことをIさんにお伝えすると純正キャブで調整お願いします。とのお返事でした。

 

こちら純正キャブ。

 

う~む、こちもまた中の状態が宜しくないです。

水没歴があるように見えなくもないが。。。

取り敢えず徹底的に清掃しましょう。

 

清掃して始動してみたらガソリンがオーバーフローしました。

フロートバルブ交換します。

 

燃料ホースが硬化してますので交換です。

 

燃料キャップ。

 

よーく見てみると経年劣化でパッキンがひび割れています。

クリップも錆び錆び。

 

燃料タンクASSY交換。

付いていたキャップは改良前の掴みにくい形状でしたが、現行の物はしっかり力が伝わる形状なので使い易いと思います。

 

この年製は燃料コックの造りがイマイチで中間のジョイントが外れ易いです。

外れてしまったら非常にやっかい。

(現行の物とは合わないためリニューアルは出来ない)

 

熱収縮チューブ二重巻きにして外れ対策をしました。

これでだいぶしっかりしました。

 

サーモスタット動作OKです。

 

ペラを外そうとしたらワリピンが抜けません。

社外のアルミペラ。

このペラはワリピンの穴が小さくてよくワリピンが抜けなくなります。

水上でシャーピンを交換しないといけなくなった時にワリピンが抜けないのは困りますよね。

 

穴の拡大。

これで大丈夫。

 

あ~残念、ギヤオイルが白濁してました。

 

付いていたインペラ。

丁度良い交換時期というところか。

 

ペラ側のオイルシールがダメになっているので、過去にラインの巻き込みがあったかもしれません。

 

ロアケースのオーバーホール。

 

リップ部分がガタガタになってスプリングが外れてました。

 

ドライブシャフト側のオイルシール取り外し。

 

オイルシール交換完了。

その他、オーリング等も。

 

新しいインペラ組み。

 

アノードは結構腐食してましたので交換します。

 

ヨシ、OKデス♪

 

ご利用ありがとうございました。