ゴムボくらぶです
福岡県直方市のTさんからスズキDT9.9馬力の定期メンテナンス依頼を頂きました。
ありがとうございます。
Tさんのスズキ9.9馬力は前回のメンテナンス時、ギヤオイルが大変な白濁をしておりました。
ギヤケースをオーバーホールをしましたが、果たして白濁はきちんと止まっているか!?
前回のメンテナンス記事↓↓↓
スズキDT9.9馬力・ギ、ギヤオイルが大変なことになってます!【福岡県直方市・Tさん】
型式:00993(DT9.9)
製造年月:14年06月
スズキDT9.9馬力のメンテナンス・燃料が漏れている??【福岡県直方市・Tさん】
前回のメンテナンスではギヤケースを徹底的に清掃・オーバーホールしました。
インペラボルトが1本正規の取り付け方法ではなく貫通ボルトで固定しているという状況ですが、構造上白濁とは関係ないと判断し貫通ボルトは補強をして再利用しました。
さて中はどうなっているか!?
おぉ~
バッチリ白濁は止まっており黒く汚れたギヤオイルが出てきました。
パワーがある船外機なのでギヤオイルが汚れるのも早いですね。
年一で交換すれば良いでしょう。
前回のメンテナンス時は他店でインペラを交換してまだ期間があまり経っていなかったのでインペラは再利用して組んでいました。
今回は交換します。
これでまた安心ですネ!
オイル漏れや不具合が無いかチェック
プラグは今回はまだ全然状態が良かったので交換はしません。
確認・清掃
キャブレターを見ると少し燃料が漏れているようです。
どうもダイヤフラムから漏れているようなので、オーバーホールします。
チャンバードレンボルトです。
これも交換しておきました。
燃料フィルターの中はゴミ少々
高馬力船外機に付いているこのタイプの燃料フィルターはゴミや水分が下に溜まる構造で余程溜まらないとキャブに吸い込まないので良いですね。
サーモスタット良好デス
アノードは磨いておきましょう。
前回このコネクター部分の密着が悪くOリングを交換したのですが、どうもまた怪しいです。
プライマリーホースが硬くなっていることもあったので、今回はプライマリーホースASSYで交換することにしました。
こちらのOリングも交換
アンダーケースの塗装が剥がれていたので再塗装しておきました。
あっ、サービスなので下地からする塗装ではないのでご了承を。
グッと見た目が良くなりました。
ご利用ありがとうございました。