アクセスカウンター
  • 2092227総アクセス数:
  • 464今日のアクセス数:
  • 827昨日のアクセス数:
  • 1現在オンライン中の人数:
LINEで気軽にお問い合わせができます!
友だち追加
船外機メンテナンスのご依頼について
カテゴリー
GARMIN

【GARMIN】CHIRPとHD-IDの違いをレビューしてみる。

こんにちは、D2です

ガーミンの振動子はCHIRPとHD-IDという2つのタイプの振動子がありますが、実際映り方にどんな違いがあるのだろうか?という疑問を解決すべく、2機のガーミンにCHIRP振動子とHD-ID振動子をセットして検証してきました。

今回の検証では水深20m~30mという浅い海域での検証です。

魚の反応があった時にそれそれの画面を続けて写真を撮るので若干のタイムラグはあります。

画面左上に表示されている水深・水温・スピードなどが微妙に違いますが機種によって多少の誤差があるようです。

カンカン照りでの撮影なので、自身の映り込みや画像が暗く見辛い部分もありますがご了承ください。

GARMIN・CHIRP VS HD-ID・検証機種の紹介

CHIRP機はこちら

●魚探機種:GARMIN ECHOMAP CHIRP 74SV

●出力:500W

●振動子:CV51M-TM(ミドルCHIRP 80~160khz)

HD-ID機はこちら

●GARMIN STRIKER 4

●出力:200W

●DEUAL BEAM 200khz/77khz
*デュアルビーム振動子はメーカースペックではCHIRPと記載されていますが、高周波・低周波と別れていますのでHD-ID CHIRPに分類されると認識しています。

周波数の設定は
*200khz/77khz/の固定発射
*200khz CHIRP/77hz CHIRP の可変発射
と2種類ありますがHD-IDでの検証ですので「200khz CHIRP/77hz CHIRP の可変発射」を使います。

振動子の設置状況

ボートからは振動子ポールを使って左舷に設置。

前側がHD-ID振動子で後ろ側がCHIRP振動子となります。

【CHIRPとHD-IDの違い】検証その1

左から

CHIRP

HD-ID 200khz

HD-ID 77khz

になります。

エコマップ74SVとストライカー4ではモニターサイズが違いますから、同じサイズ感覚で見て頂けるようにエコマップ74SVは同サイズ程度の白点線で囲っています。

白いオーブのようなものはモニターについた飛沫ですのでご了承ください。

この画像を見る限りではどれも反応としては出ています。

低周波の77khzは精度の高い探査ではないので横に伸びています。

CHIRPは200khzと77khzの映像をミックスしたような感じに近いでしょうか。

80khz〜160khzを連続発射するミディアムレンジのCHIRPは低周波も高周波もキッチリとカバーしている印象です。

【CHIRPとHD-IDの違い】検証その2

お魚マークが出ました。

CHIRPとHD-ID/200khzはお魚マークが出ていますが、HD-ID/77khzはお魚マークは出ていません。

CHIRPの方が検知している魚の数が多いですね。

お魚マークの下にある反応は表示の出かたに違いはあるものの、検知している数はそんなに変わらないのかな?という感じです。

【CHIRPとHD-IDの違い】検証その3

お魚マーク1匹の映像ですが、CHIRPとHD-ID/200khzで魚の大きさが違います。

HD-ID/77khzではへの字の反応で出ております。

GARMIN魚探は魚のサイズは分からないと言われていますが、どういった基準で表示するお魚マークのサイズを判断してるのか興味深いところです。

【CHIRPとHD-IDの違い】検証その4

ベイトに付いてるフィッシュイーターです。

CHIRPとHD-ID/200khzでは、ほぼ変わらないぐらい検知しています。

水深11〜12mのラインにもベイトらしき反応が出ていますね。

HD-ID/77khzではCHIRPにも出ていないぐらいに広範囲のベイト反応を検知しています。

周波数特性というのは高周波は狭い範囲を精度を上げて探査でき、低周波は広い範囲をザックリ探査するという単純なことだけではなく、魚によって○○khzは○○が映りやすいといったような特性があるようです。

ちなみに、77khzはイワシが良く映るという情報をネット上で見たことがありますが、真相は分かりません。

【CHIRPとHD-IDの違い】検証その5

単体もしくは小規模な魚の反応画面です。

CHIRPだけがお魚マークとして出ています。

お魚マークが出る出ないだけで良し悪しは判断出来ませんが、CHIRPもHD-IDも反応としては検知しています。

CHIRPとHD-IDの違い・まとめ

検証は以上となります。

今回の検証で感じたことは表示のされ方に違いはあるものの、CHIRPで反応が出た時はHD-IDでも反応が出ますし、また逆もしかり。

CHIRPと比べてHD-IDの探査能力が大きく劣るとは感じませんでした。

周波数をある程度絞って低周波・高周波と分けて探査するか、広い周波数帯をオートで探査するか、どちらが良いかというのは好みの問題になってくるのかなと思います。

例えば、CHIRP振動子のカバーする周波数帯は以下のようになります。

●ハイワイドCHIRP 150-240kHz(高周波数帯をカバー)

●ミドルCHIRP 80-160kHz(中間の周波数帯をカバー)

ちなみにCHIRP振動子であっても、カバーしている範囲内(例:80~160khz)の周波数であれば好みに合わせて周波数を固定して発射することができます。

低周波の50khzや77khzで広範囲を探査し高周波の200khzで真下を探りたいといった感じで、探査のやり方に拘りがあるならばHD-IDを選択することになると思いますし、オートでお任せならCHIRPを、といった印象でした。

CHIRPとHD-IDを同時に検証してみた結果、性能的にはHD-IDで十分だと思いました。

現在メインでCHIRPを使っていますが、個人的には低周波・高周波と周波数を分けて探査できて、尚且つ浅場にも対応したGT-41TMが欲しいところ。

では、GARMIN魚探購入の参考にして頂けたらなと思います。

【魚探関連おすすめ記事】

ネオネットマリンさんのGARMIN魚探販売一覧

魚探に使うバッテリーの選び方。必要な容量の計算方法

【ミニボート】魚群探知機・おすすめの振動子パイプ

【GARMIN】ストライカー 4シリーズ/エコマップ45cvを比較してみる

サイトマップ

ガーミン魚探記事一覧

メンテナンスのご依頼は公式LINEからもOK!

友だち追加

【あなたにおすすめの記事】