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ゴムボート

ゴムボートの修理方法/劣化・エアー漏れとパーツ剥がれ

こんにちは、D2(@gomubo_club)です

 

PVCゴムボートのパーツ剥がれやエアー漏れの修理をしました。

補修箇所が多い内容でしたので、さまざまなパターンの修理方法を掲載しています。

 

気温が上がる暑い時期になると特に接着剤が剥がれやすいです。

PVCの接着にはパンドー156Aを使用します。

 




ゴムボート修理・パーツ剥がれを確認

 

購入から10年ぐらい経っているというジョイクラフトのJEL-303

 

完全に剥がれていたパーツはこの4つで、他のパーツは一応船体についているものの端が浮いている状況。

これだけパーツ類が剥がれているということは、船体についているパーツの接着も劣化していると思われ、こういった場合は浮いている部分だけを接着しても長くは持ちません。

 

船体についているパーツを手で剥がしてみると全てのパーツが簡単に剥げました。

 

オールストッパーは一つ写っていませんが合計12個のパーツ貼り直しです。

 

状況によってはこのように剥がしてしまって、古い接着剤を綺麗に除去してから貼り直した方が断然長持ちします。

修理に出したのに、またすぐに剥がれたら何にもなりませんからね。

手間は掛かりますがここまでやっておきます。

ゴムボート修理・パーツ類の貼り直し

 

こんな感じで変形してクセがついてしまっている場合は、このまま貼っても浮こうとする力が掛かっているため失敗する、もしくは剥がれ易いです。

 

そこで、トーチランプで熱を加えて変形を直します。

ドライヤーでも地道にやれば直せるかもしれませんが、トーチランプを使った方が早いのでこちらを使います。

気をつけなければいけないのが、火であぶりますので火事はもちろんのことですが、熱し過ぎてパーツが焦げないようにしないといけません。

サッサッサとあぶります。

熱して変形を戻し冷やして形を固定するイメージ。

 

PVCの接着にはパンドー156Aか純正接着剤しかダメです。

しかし、純正接着剤は割り高ですし、パンドー156Aの方がコスパが良く、また接着力も間違いないのでおすすめです。

間違ってもG17とかで修理しないように。

 

ゴムボートを綺麗に修理するコツ・パーツはがれ/トランサムはがれ【ゴムボくらぶ】ゴムボート修理の綺麗な修理法を書きました。この記事を読めば簡単に綺麗に修理ができます。...

接着方法はゴムボートを綺麗に修理するコツ・パーツはがれ/トランサムはがれで詳しく書いていますのでこちらを参照してください。

 

 

形を成形してから貼り付けるとこのように綺麗に船体の形状に密着します。

元々付いていた場所に貼り付けましたが、ちょうど隔壁のところなのでチューブが若干細くなっているためモールドが斜めになりました。

 

古い接着剤をラッカーシンナーで除去して船体にマスキングをします。

古い接着剤を除去しないで貼ると、極端に強度が落ちますので必ず必要な下処理です。

 

下処理準備完了

 

接着剤を塗って乾燥させます。

 

同じ作業で12個のパーツ接着が完了しました。

 

 

 

 

トランサム周りの修理

トランサム周りも左右共に剥がれていたので修理をします。

この部分はさすがに全部剥がしてとなると簡単にはいきませんので、剥がれている部分のみを貼り直しします。

一番重要なトランサム周辺です。

 

ガッチリ着きました。

 

ゴムボート修理・エアー漏れの修理

 

エアーが漏れている箇所が複数ありますので、順に修理をしていきます。

 

サイドテープの重なりの部分からプツプツと漏れています。

接着剤だけを流し込んでも漏れは止まりませんので、サイドテープの幅より大きくパッチを貼ります。

ここで重要なのは、ヘラで段差をしっかり押さえて段差にパッチを密着させることです。

ここが浮いていたらエアー漏れは止まりませんから。。。

 

ある程度乾くまでは、上下交互に押さえ続けます。

これでエアー漏れ止まりました。

 

次は一番やっかいな、船内トランサム下部の端です。

洗剤をかけると、角部からプゥーと風船が膨らみます。

 

場所的に一番やり難い難関です。

これは、どうやって漏れを止めるかと考えました。

パッチ当ても出来ません。

 

ボートを浮かして角に接着剤が流れ込む角度にして、パンドー156Aを肉盛りしました。

すると、綺麗に接着剤が入り込んで無事エアー漏れが止まりました。

この部分からのエアー漏れはこの方法しかないですね。

 

左舷、リアコーン部の生地合わせ面からのエアー漏れ2箇所。

最初、極力違和感が無いように修理してみましたが漏れが止まらずでしたので、ガッツリパッチ当てしました。

見た目は良くないですが安全面優先です。

 

あと、ボート底面の傷からの漏れが多数ありましたのでここもパッチ当てしました。

10年も使えば仕方ないですよね。

 

ゴムボート修理・エアフロア/バルブからのエアー漏れ

 

最後にエアフロアのバルブからエアー漏れがありましたので修理します。

エアフロア内にある繊維が経年劣化で切れてバルブの弁となる部分に挟まりエアーが漏れています。

 

この修理にはエアーバルブを外す必要があるのですが、ジョイクラフト付属のバルブレンチでは緩められなかったため金属のレンチを作成しました。

これでガッチリ力を入れて緩められます。

 

かなり硬く締まってましたが無事エアーバルブが外れました。

 

エアフロア内部は全体に繊維が入っており、このようになっています。

この場合は、エアーバルブに挟まる繊維をカットするだけでエアー漏れは解決します。

 

エアー漏れを引き起こす繊維をカットしてバルブを組み付けました。

すると、問題の箇所からの漏れは止まりましたが、今度はバルブ周囲から漏れだしました。

長年締め付けている状態ですので生地に型がついてしまっており、1回外すと漏れだすことは仕方ありません。

 

これを解決するにはバルブ周りにもう一枚補修生地を貼り密閉度を高めます。

バルブの内径・外径を計測し、内径はややきつく外径はバルブよりも少し大きくし

ドーナツ状にカットします。

 

接着面の周囲をマスキングして追加生地を接着します。

 

このようにバルブで挟み込む生地を厚くします。

バルブの段差にキッチリ密着していなくても乾燥後に締め込めば問題ありません。

 

乾燥後、バルブを締め込んでエアー漏れ止まりました。

 

アマゾン・PVCボート補修生地

ゴムボート修理・まとめ

 

これで全ての修理が終わりました。

ゴムボートは使用年数に伴い確実に劣化します。

エアー漏れは状況や場所によって適したやり方が違い、また状況によっては修理不可能というケースもあります。

エアー漏れや劣化部分を発見したら早めに対処しましょう。

 

完成したJEL-303

 

ゴムボートの寿命を縮めていませんか?正しいゴムボートのたたみ方。

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