ゴムボくらぶです。
福岡県行橋市のTさんからトーハツ2馬力のメンテナンスのご依頼をいただきました。
ありがとうございます。
*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)
型式:3BV(MFS2C)
製造年月:令和6年8月
海上で走行中に停止したトーハツ2馬力、原因は一体!?【福岡県行橋市・Tさん】
海上で走行中にいきなりエンジンが停止してしまったというトーハツ2馬力。
以降全くロープが引けなくなったとのこと。
ガッツリロック状態になっています。
エンジンオイルのチェック。
入っているが少し少ない状態ですね。
エンジンをバラしてみましょう。
あ~、油膜切れでクランクが焼き付いてます。
あちゃ~
入っていたオイルの量は220mlぐらいです。
エンジンの回転に連動してオイルを散布させるパーツ、スリンガーです。
スリンガーは正常な状態でした。
スリンガーでオイルを搔きまわして散布させる構造なためオイルの量が凄く重要になってきます。量が少ないと今回のようにオイルが行き渡らず油膜切れを起こします。
その時の負荷状態や回転数にもよりますが、このぐらいの量になるとありうるということです。
少し前にご自身でオイル交換をしたばかりだと言っておられましたので、その時に入れた量が少なかったのが原因です。
エンジン内部に残っている残量によりますがオイル交換の際には250~300mlを目安にすると良いと思います。
水平な位置に置いて窓の両サイドにあるラインまでは入れましょう。
勿論過度な入れ過ぎは良くないですよ。
適量を保つという感じで。
さぁ、どうするか。
クランクシャフトは現物修理でいけそうですがコンロッドは交換です。
冷却系のオーバーヒートだとピストンに傷が入ったりしますが大丈夫です。
クランクシャフト復活
シフトレバーも少し固かったのでこの機会に全部メンテナンスしておきます。
キャブレターの清掃。
サーモスタット良好です。
インペラ交換しておきます。
これぐらい入ってれば大丈夫です。
復活、まだまだ活躍させて下さい。
ご利用ありがとうございました。

