ゴムボくらぶです。
福岡県糟屋郡のNさんからトーハツ6馬力のメンテナンスのご依頼をいただきました。
ありがとうございます。
*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)
型式:3R4(MFS6)
製造年月:平成22年3月
トーハツ6馬力・経年劣化でロアケースのオーバーホールをしました【福岡県糟屋郡・Nさん】
シーズンIN前にバシッと仕上げましょう。
ヘッド周りが結構錆びてます。
6馬力はこんな感じで錆びるケースが多いのですが、原因はアンダーケースに何か所かある水抜き穴から入る飛沫です。
滑走する前のバウアップ時は海面と近くなるのでその時間が長いほど錆び易いかなと思います。
水抜きの穴は普段使うことが無いので塩害対策としてテープで塞いでおきましょう。
燃料系からやっていきます。
6馬力は口径が15mmぐらいあります。
でかい。
6馬力はA型キャブになりますが2~3.5馬力に採用されているB型と比べると少し構造が違います。スロー系統の構造が違い、A型はパイロットジェットの番手が変更出来る構造なのに対してB方はエアージェットの変更が出る構造です。燃料の流量、エアーの流量とそれぞれ役目が違います。
燃料ホースの中が大変な状態になっています。
燃料系統は最もトラブルが起こり易いところなのでフルで一新しましょう。
サーモスタットどうかな?
ケース内部の状態。
塩がありますので清掃します。
サーモスタット動作OKでした。
プラグは飛沫によって錆びてるので交換しときます。
ギヤオイルを抜いてみたら白濁してました。
白濁にも度合いがあり年製や色である程度原因が予測できますが、これは経年劣化でオイルシールかオーリングから少しづつ流入していると思います。
オーバーホール時です。
この年製はシフトロッドのオーリングがシングルですが現行型はダブルになっています。
ダブルの方が当然耐久性が良い訳でダブルににしておきましょう。
ポンプベース外しました。
ん?
この違和感にお気づきだろうか?
ポンプベース側。
オイルシールの下は塩まみれ。
長年交換してないのはだいたいこんな感じです。
当然綺麗に塩清掃してから新しいオイルシールを組みます。
船外機メンテナンスは何が一番大変かって塩掃除なんです。
こちらペラ側です。
再度、この違和感にお気づきだろうか?
過去にこのオイルシールを交換しているようで外側と内側を逆に組んでいます。
オイルシールは組む向きが決まっています。
こちらも凄い塩。
ギヤも清掃します。
インペラ交換。
バッチリOKです。
ご利用ありごとうございました。

