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マーキュリー Sea Pro 9.8馬力

鹿児島イチ酷使しているシープロ9.8馬力をバッチリメンテいたします!【鹿児島県鹿児島市・Kさん】

ゴムボくらぶです

 

鹿児島県鹿児島市のKさんからシープロ9.8馬力のメンテナンス依頼を頂きました。

ありがとうございます。

●7/23以前にご入庫いただいていた機になります。

 

今の職場でメンテナンスをするのはこれが最後の機となり、9/21日からは新工場のほうでご入庫受付け再開致しますのでどうぞ宜しくお願い致します!

 

おまかせ

 

7月3日にアップした記事、シープロ9.8馬力のオーナーである鹿児島のKさんから2機目のメンテナンス依頼になります。

シープロ9.8馬力を2機所有されているとのことで羨ましい限りですね!

こちらは今までメインで使用していた機になるらしく、釣行回数が多いことから鹿児島イチ酷使しているであろうというシープロ9.8馬力。

 

さて、どんな状態でしょうか!?

 

 

 

型式:3K9

製造年月:平成30年11月

 

鹿児島イチ酷使しているシープロ9.8馬力をバッチリメンテいたします!【鹿児島県鹿児島市・Kさん】

シープロ9.8でまず気になるところはヘッドボルトが緩むかどうか?ってとことですね。

平成30年製と新しいので対策品のヘッドガスケットが入っているかもしれません。

 

分解前にエンジンを掛けてみると調子があまり良くなく検水の状態から判断するに、サーモスタットがアウトな状態です。

開きっぱなしのようです。

 

 

対策品のヘッドガスケットが入っていたら大丈夫かな~?という

淡い期待はもろくも崩れ、11本中5本が固着しとります。

*黄色のマスキングテープを貼っているとこは固着していないボルトです。

 

固着の状況をKさんに伝え、この固着ボルトを深追いするか?というのをお聞きしました。

固着ボルトを外す手段はあります。

ただこの方法は過去試してみた機がまだ少ないことからボルトが外れないという可能性もあり、その場合はシリンダー交換となります。(現在の勝率は100%ですが)

了承を頂きましたので、次のステージ「ゴムボ必殺技」に進みます。

注意)この作業(ゴムボ必殺技)は最悪固着ボルトが外れなかった場合はシリンダーを交換するという了承を頂かないとできません。

 

エンジン下ろしていきます。

エンジンを固定しているボルトになりますがこのように粉吹いてます。

こういったボルトも固着する前にグリスアップしておくことが大事です。

 

全部こんな感じ。

このボルトも折れたらやっかいですよ~

 

配線の端子が腐食しており、抜けずにポキっと逝きました。

 

組付け時には腐食しないように修理・メンテしておきます。

 

水路綺麗な状態です。

現在行っている塩抜きで問題無いですね。

 

そして、苦労しましたがゴムボ必殺技で5本の固着ボルトを全部外せました。

 

サーモスタットの状態を見ると弁は開きっぱなしになっていませんでしたが、パッキンが切れており開きっぱなしと同じ状況になってました。

 

なんと、ガスケットは対策品が入ってました。

 

固着ボルトのネジ山アップ。

錆による固着ではなく全てかじりによる固着でした。

 

錆はありませんので対策品のガスケットは塩の流入は防げていると判断できます。

対策品のガスケットでグリスアップをしておけば大丈夫です。

これが対策前のガスケットになると塩の流入もありますので錆とかじりの両方で固着します。

 

かじりは熱による溶着なので錆による固着よりも手強いです。

かじりを防ぐには耐熱温度の高いグリスでグリスアップしておくことが効果的です。

耐熱温度200℃の下記のグリスでOKです。

金属部分のグリスアップ全般に使えます。

 

勿論、かじり防止・焼き付き防止剤もOKですよ。

ワコーズの焼き付き防止剤

 

 

サーモスタットケース内部を清掃してから組みます。

 

バッチリ!

 

コイルの状態が良くないのでここもやっておきましょう。

 

 

インペラ交換

 

ペラを外すと大量にラインが巻いてました。

 

ギヤオイルに白濁は無かったものの、オイルシールの状態が良くないので交換しておきました。

 

キャブレターの清掃

結構汚れてましたので徹底的にやっておきます。

取り付けボルトが錆びていたので交換しました。

燃料フィルターもこの機会に交換。

 

スターターロープ、状態が良くないので交換しておきました。

 

このパーツはアノードとの繋がりが無いから錆びるんですよね。

交換。

 

ステアリングシャフトという部品になるこの真ん中のパイプ

シープロはこの部分が錆び易いです。

洗うのを忘れがちな部分ですが毎回水をジャバジャバ掛けて洗ってください。

この部品は交換になると部品代も高いし交換が容易ではない為、工賃も高くなります。

しっかり洗って大切にしたい部分です!

 

防錆処理しておきましたが、洗わなかったら錆びますので必ず洗って下さいね。

 

各部のグリスアップ

 

 

検水の状態もエンジンの調子もバッチリになりました。

これでまた酷使しちゃってくださいね!

 

交換した部品

ご利用ありがとうございました。

ゴムボくらぶが使ってる船外機メンテナンスの必須アイテムのご紹介!

 

●おすすめの耐水グリース

一般的な耐水グリースより粘度が高く持ちが良いです。

 

●80g用のグリースガン

エンジン下の首周りなど、グリースニップルからの注油に使用します。

ジャバラの状態で入れて使えるので綺麗に使えて便利です。

上記の80gグリースで使えるのでグリースガンとセットで持っておくと便利です。

 

●液体ガスケット

自己メンテナンスをする人には必須アイテムである液体ガスケット。

乾くのに1日程度掛かりますが硬化後の密着力が強く1215がお勧めです。

オイルシールの外周塗布にも使えます。

 

●シリコングリース

ゴム製品には攻撃性が低いシリコングリースを使うのが基本です。

オイルシールの内側やOリングなどゴム製品に塗布して使います。

 

●言わずと知れたマリンスプレーの定番です!

CRE 6-66

釣行後は錆び易い箇所にシュッっと

 

●キャブレタークリーナー

キャブクリーナーは安物が洗浄能力が低くてダメです!

私が使ってみておすすめするのはYAMAHAのヤマルーブです。

洗浄効果は勿論高く、汚れで変色したジェット類など浸け置きしておくだけで綺麗な金色に戻ります。

 

●パーツクリーナー

キャブクリーナーで洗浄したあとはパーツクリーナーでキャブクリーナーを洗い流してください。

キャブクリーナーで洗浄したのみだとべたつきますので。

 

●ピンポンチ

抜けにくいシャーピンを外す時にピンポンチがあると作業がスムーズにいきます。

釣行時の携行アイテムとして小型ハンマーとピンポンチがあれば便利ですよ!

 

●小型ハンマー

小型のハンマーですがヘッドの重さがそこそこあるので打撃力も強くコンパクトでなかなか良いですよ。

 

●ギヤオイルの交換におすすめなドライバー。

軸が四角形なのがポイント!

スパナをかけて緩めたり締めたりできます。

スパナをかけると固かったネジが嘘のように回ります。

 

●ギヤオイル交換アイテム

1Lのペットボトルに取り付けて使用します。

ホースの先端に付属のアダプター(M8×1.25)を取り付けることで、ホンダ・トーハツ・マーキュリー・スズキなど、ほぼ全メーカーのドレンボルトに適合します。

チューブタイプと比べるとドレンを閉める時に落ち着いて作業ができるのでおすすめです!

 

 

今後もおすすめアイテムがあれば追記していきます!

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