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ホンダ2馬力

ホンダ2馬力(BF2DH)クラッチがダメです!【福岡県宗像市・Nさん】

こんにちは、ゴムボくらぶ(@gomubo_club)です

 

福岡県宗像市・Nさん(@HustlerFishing)よりホンダ2馬力(BF2DH)の定期メンテナンスのご依頼を頂きました。

Nさん(@HustlerFishing)の船外機は2019年7月にメンテナンスさせて頂いており、今回で2回目のメンテナンスとなります。

前回のメンテナンス記事はコチラ

依頼内容

お任せコース

BF2DH用オリジナルステンレスネジセットを使ってステンレス化します。

 

製造年月:2018年06月

型式:BAAC(BF2DH)

 




エンジン下ろし

まずはエンジンを下ろしました。

前回クラッチシューに湿り気があり気になったものの、ベアリングがダメという確信が持てなかったためクラッチシューを清掃して様子を見ることにしていました。

このクラッチベアリングはまぁまぁ部品代が高く、一度外したら再利用できないのである程度の確信がないと外せないのです。

が、しかし今回分解してみたら、、、

前回よりも錆が出ています。

前回同様ベアリングはスムーズに回りますが、これはもうベアリングを外してみることにします。

 

すると、下側のシール部分から塩噴いています。

下側からの塩分侵入のよう。

 

*周囲が濡れているのは6-66を噴射したため

ベアリングの更に下にはオイルシールが付いており、通常はドライブシャフトと密着しているのでクラッチケース内部には塩分が入らないはず。

オイルシール周辺の白くなっている部分は塩の結晶です。

オイルシールがダメになり海水が侵入しているという状況。

オイルシールとベアリングを交換することにします。

 

まずはオイルシールを組んで、、、

シールの内側には最初から少量のグリスが塗っていますが、

量的に少ないので更にラバーグリスを塗ります。

 

 

 

見ての通り右側が新品のベアリングです。

この部品はベアリング単体での販売では無くお碗の部分とセットになっています。

 

組み付け完了

 

こちらクラッチシューです。

通常エンジンに取り付けている状態で固定ボルト部分に若干遊びがあり、シューがスムーズに開閉する構造となっています。

がしかし、スムーズに動くかを確認すると、

動きが渋いです。

 

この固定ボルトはスムーズに動くようにメッキがけされているのですがメッキが剥げて錆びてしまっています。

こうなるとスムーズに動きません。

クラッチシューとボルト2本も交換します。

船外機を引き取りに来られた時に低速時の調子が悪かったと言っていましたが、クラッチシューの動きが悪かったことが原因のようです。

 

遮熱板のボルトをステンレス化

ヘッドカバーボルトはステンレスなのでOK

アンダーケースのボルトをグリスアップ

 

イグナイターの防錆処理

イグナイター電極部分にかなり錆びがきてますね。

錆が更に悪化すると不動になります。

錆を落として防錆処理しました。

 

キャブレターのオーバーホール

ガスケットセットを使ってオーバーホールします。

内部はあまり汚れていませんでしたが、一通り清掃しておきます。

 

燃料フィルターも綺麗な状態でしたが清掃しておきました。

燃料フィルターの汚れ具合というのは使っている携行缶によって違ってきます。

Nさんも使っているゴリッタやステンレス製のものがおすすめですね。

 

錆の原因を考察する

 

Nさんの船外機は何故か凄く錆が出ます。

前回メンテ時の結論としてはアイドルポートを埋めていたことでアイドリング時の排気がスムーズにいかず排気温度上昇が原因だと思ったのですが、今回も錆びているところをみるとそうではないようです。

 

錆の経路を観察するとまずマフラーが錆びてドライブシャフトももらい錆び。

そして、写真の黄色丸の穴から外に錆が出て、外側まで錆が流れているといった状況のようです。

短期間でこんなに錆びるのは何かしら原因があると思われます。

 

構造といった部分では各部を点検してみましたが、これといって問題はありませんでした。

一つ気になったのがアノードの位置。

本来、L足のアノードは黄色丸の位置にありますがスタビライザーを取り付けるために上部のプレートに移動されています。

アノードはどの船外機を見ても常に水中に浸かる位置に取り付けられており、水中でないと効果が無い、もしくは薄れると思われますので、正規の位置に戻した方が良いというお話をさせて頂きました。

 

マフラー&ドライブシャフトの錆を綺麗に落としました。

ドライブシャフトのスプラインにグリスアップして組付けします。

 

外装も綺麗に

 

グリスっ気が無く、動きが固くなってたので分解グリスアップ。

 

その他の作業

●ギヤオイル交換

●プラグ交換

●シャーピン&割りピン交換(シャフトグリスアップ)

●アノード磨き

 

 

【ステンレス化した箇所】

スターターリコイル固定ナット

燃料タンク固定ナット

キャブ取り付けボルト

キャブの上側ボルト2本

 

試運転

【冷間始動】チョークを引いてアクセルはSTART位置にて2回始動

【温間始動】アクセルはアイドリング位置にて1回始動

【吹け上がり】良好

 

交換した部品

ご利用ありがとうございました。

 

ホンダ2馬力メンテ・ステンレス化でリメイクしましょう!【福岡県直方市・Nさん】

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