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船外機メンテナンスのご依頼について
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トーハツ/マーキュリー2馬力/3.5馬力(4st)

海水使用前・トーハツ2馬力 インペラボルトのグリスアップ【福岡県小郡市・Kさん】

こんにちは、ゴムボくらぶ(@gomubo_club)です

 

福岡県小郡市・Kさんよりトーハツ2馬力のグリスアップのご依頼を頂きました。

 

依頼内容

新品船外機:インペラボルト及びシフトレバーのグリスアップ

当ブログ記事内に記載されている

トーハツ2馬力は塩噛み対策として新品時使用前にインペラボルト及び、シフトレバーのグリスアップをした方が良い

という内容を読み、今回グリスアップのご依頼に至ったという経緯です。

 

型式:3BV(MFS2B)

製造年月:令和1年9月

 

インペラボルトのグリスアップ

海水での使用前なので塩噛みもなく安心して分解できます。

 

耐水グリスでグリスアップ。

こうしてグリスアップをしておくと塩噛みをかなり回避できます。

とはいえ、一度グリスアップしたら後は放置で良いのかと言うとそうではなく、のちも定期的にグリスアップをしていくことでボルト折れの心配はなくなります。

目安としては年間20回程度の使用で年に1度のグリスアップぐらいで良いかなと思います。

 

ドライブシャフトスプラインのグリスアップ

ドライブシャフト先端のスプラインにもグリスアップをしておきます。

この部分はエンジンからの熱で高温となるため耐熱性があるグリスを使うことが必須です。

耐水グリスは耐熱性もあるものが多いので説明書きを見て耐熱性があるものならば同じもので構いません。

この部分も塩害を受けやすいため、インペラボルト分解時には必ず同時にグリスアップします。

スプラインが固着してしまったら、抜くのにかなり苦労します。

 

シフトレバーのグリスアップ

シフトレバーのグリスアップもしました。

シフトレバーのグリス溜まりは非常に溝が浅く量的に少ししか入りません。

新品時に入っているグリスの量が少ないので、最初にキッチリグリスアップしておくことをおすすめします。

分解修理時のグリスアップの時は直接グリス溜まりにグリスを塗れるため、最近はチューブタイプのラバーグリスを使っていますが、ニップルからのグリスアップの時はグリースガンにジャバラ状のグリスをセットして注入するため、耐水グリスを使用します。

どちらのグリスを使っても問題ありません。

 

トーハツ2馬力グリスアップ・まとめ

 

冒頭でも書きましたが、新品でトーハツ2馬力を購入したら海水での使用前にインペラボルトのグリスアップを強く推奨します。

過去のメンテデータでは新品時のグリスアップ無しで、2年目で1~2本折れ、3年目では4本全て折れました。

ご参考までに。

ご利用ありがとうございました。

 

トーハツ2馬力 インペラボルトのグリスアップ【福岡県北九州市・Yさん】

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