ゴムボくらぶです。

 

秋田県由利本荘市のSさんからトーハツ9.8馬力のメンテナンスのご依頼をいただきました。

ありがとうございます。

 

*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)

 

おまかせ・オーバーホール

 

 

型式:3V2(MFS9.8B)

製造年月:平成28年4月

 

トーハツ9.8馬力・妥協無くバッチリ仕上げます!【秋田県由利本荘市・Sさん】

遠い秋田県から送って頂きました。

現状、気になるところは中速時あたりからぶれだす症状があるのと、右に旋回しようとする力が強いような気がするとのこと。

了解です!バッチリ仕上げさせて頂きます。

 

中速あたりからぶれだす症状ですが、これはアッパーマウントの経年劣化が原因です。

切れてるでしょ。

 

アッパーマウント左右交換。

 

こちらはロアのブラケット。

アッパーマウントがダメになって上部が不安定になっていたことでロアブラケットに負担が掛かり一部が割れています。

割れている部分はステアリングシャフトと固定する為の突起部分です。

アッパーマウントやロアブラケットのパーツ代だけで結構な金額になりますが仕方ない。

 

新品のロアブラケット。

このように突起があります。

ボルトなどはグリスアップして組付けますョ。

 

このクラスの船外機はタイミングベルトが付いています。

車だと10万kmで交換するベルトですが、船外機は5年に1度の交換を推奨しているとのこと。

エンジンのタイミングを合わせている重要なベルトです。

このベルトが切れると状況次第ではバルブがピストンに当たってしまいエンジンがダメになります。

恐らく過去に1度も交換してないでしょうからこの機会に交換しておきます。

 

古いタイミングベルト。

交換時にギヤがズレるとエンジンが掛からなくなります。

 

タイミングベルト交換完了(交換日を書いてタイミングカバーに貼っておきます)

古いタイミングベルトと新しいタイミングベルトを比べると古いのは若干伸びてました。

タイミングベルトはたるみが増えると切れる原因になります。

 

エンジンアノード交換しときましょ。

 

サーモスタット動作OKでした。

 

サーモスタットケース内部の状態。

水路かなり綺麗です。

 

燃料系のメンテナンスをしましょう。

 

結構汚れてます。

 

フロートチャンバーのガスケット交換しておきます。

 

燃料ポンプもオーバーホールしておいた方が安心。

このタイプは特に。

 

キャブレタードレンのガスケットが入ってませんでしたので入れときました。

 

お次はインペラ交換を。

 

インペラ結構劣化してます。

良い交換時期な感じでした。

 

ちなみにインペラボルトは2本塩噛みしてました。

 

先ずはねじ山を整地してから組みます。

 

年製的にカムロットブッシングのオーリングがシングルタイプなので現行のダブルオーリングのタイプに交換します。

 

ギヤオイル白濁無しでした。

 

スターターロープ交換。

 

OKです♪

これで暫くは安心でしょう。

アイドリング回転数が高かったので少し下げました。

 

秋のアオリ釣り安心して楽しんで下さい^^

 

ご利用ありがとうございました。