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GARMIN

ガーミン魚探・クイックドロー/サイドビュー/チャープをレビューしてみる

こんにちは、D2(@gomubo_club)です

 

私は2馬力ボートで根魚狙いの釣りをよくするのですが、クイックドローは絶対釣果に直結する機能だと思いガーミンを購入しました。

ガーミンを使い始めてそこそこ期間が経ちましたので、私なりに感じたレビューを書いてみます。

 

ガーミンは根魚狙いの釣りにおいて、いったいどれだけ即戦力になるのでしょうか。

 

【GARMIN】レビュー機種&振動子

 

GARMIN

【レビュー機種】:echoMap CHIRP 74SV

【通常魚探】:CHIRP

【クリアビュー】:CHIRP

【サイドビュー】:CHIRP

 

【振動子】:CV51-TM

【通常魚探】:CHIRP

【クリアビュー】:CHIRP

【サイドビュー】:CHIRP

 

 

私の購入したechoMap CHIRP 74SVは並行輸入の英語表記となります。

初めての英語表記機種なので大丈夫かな?

と思いつつ購入しましたが、ネットやyoutubeで操作方法を調べると日本語表記機種の説明がたくさんあるので、それを見ながら英語に脳内変換すれば、初期設定や操作方法は難なく理解出来ました。

触っていたら慣れるので使っていて不便さは感じません。

 

購入当時は、STRIKER PlusシリーズやECHO MAP Plusシリーズが販売されていませんでしたが、今購入するならPlusシリーズの方が断然お得だと思います。

 

【GARMIN魚探】CHIRP発信で詳細な地形情報をGET

 

CHIRP発信というのは簡単に言うと、連続して超音波を発信する仕組みです。

 

CHIRP発信可能な機種とCHIRP発信可能な振動子の組み合わせの場合に限りCHIRP発信が可能。

 

CHIRP発信する事でより詳細に海底情報が分かる為、ピンポイントで点在する小さな根なんかも見逃す事無くしっかり魚探が拾います。

当然ながらこういったピンポイントの根は激アツで魚が着いている事が多々あり、実際私自身もおいしい思いを何度もしています。

以前使っていたホンデックス501CNで表示されていた海底の起伏情報はザックリといった感じでしたが、ガーミンはもっと詳細に起伏が表示されますので、これはCHIRPの恩恵なのだと思います。

 

【GARMIN魚探】クリアビュー

 

クリアビューの画面です。

クリアビューは海底の情報を写真のように映像化したもので、瀬がどんな感じなのか等、視覚的に分かりやすい機能です。

この機能は有効に使いこなしている方も居るとは思いますが、私はあまり使っていません。

というのも、私が使っているechoMap CHIRP 74SVは最大3画面までの分割表示なので、普段はサイドビュー・マップ・通常魚探の3画面表示にしており、優先順位順でクリアビューは表示させてないといった感じです。

 

 

【GARMIN魚探】サイドビュー

サイドビューの画面です。

左方向に進むと深くなっていっているとか、右方向に漁礁あるとかサイドビューで見れば分かります。

 

白丸で囲っている部分はサイドビューに映った漁礁です。

現在、ボートの真下に漁礁があるということがこのように視覚的に分かりやすいです。

 

画面上に映った漁礁や瀬、ストラクチャー等にマーキングをして、「ナビゲートする」を押せば、そのポイントまで魚探が表示でナビゲートしてくれます。

 

一気に両サイドの広範囲を探査出来るので、非常に効率が良いです。

サイドビューを使うと未調査の場所でも効率良く探索出来るので、無駄な時間を大幅に短縮出来るメリットがあります。

初場所での釣りでも釣果に結び付き易いですね。

 

 

【GARMIN魚探】クイックドロー(QUICK DRAW Cotours)

【自動等深線作図機能】

この機能が1番欲しくてガーミンを買ったと言っても過言ではありません。

 

最初から等深線や漁礁情報が入っている魚探は多数ありますが、その等深線データが一体いつのものなのかが気になります。

 

海底地形の調査は膨大な費用が掛かりますから、当然頻繁になんてできません。

現在販売されているデータは何十年前のデータなのだろうか?と思いった疑問もあります。

海の中は長い年月を経て、海流によって岩礁が削れ変化し、また根や漁礁が砂で埋まったりと常に変化しています。

 

ガーミンはニューペックという全国の海底地形図が入った地図を販売しており、それを買って入れる事も出来ます。

しかし、先程書いたようにこれもまたデータがいつのものなのかが気になりました。

 

正確な等深線データと高いGPS精度がないと根魚狙いの釣りは致命的です。

 

私自身、拘りが強い性格なので

現在の正確な海底の地形が知りたい!

自分で地形探査をしたい!

 

こんな想いから私はクイックドローを使い自分で海底地形図を作る道を選びました。

 

クイックドローで作った海底地形図はリアルタイムの海底情報なので非常に精度が高いです。

等深線入りの魚探には表示されない穴場ポイントが見つかります!

 

では、クイックドローについて説明します。

出航前に、クイックドローの記録機能をオンにすれば記録が始まります。

釣りをしている時も走っている時もどてらで流している時もクイックドローは海底地形図を作成していってます。

 

30cm刻みで等深線が生成されていくので当然かなり詳細な海底地形図が出来ていきます。

30cm刻みと聞くと細か過ぎて見辛いのではないか?と思うかもしれませんが、根魚狙いの釣りではより詳細な地形情報が分かった方が釣果に結びつきます。

 

地図をかなり拡大すると30cm刻みの等深線が出てきますが、下記の画像ぐらいの縮尺ですと30cm刻みでは表示させません。

水深によって自由に色分け設定が出来るので、視覚的に地形の変化が把握し易いです。

この画像は実際に私が走り回ってクイックドローにて記録していっているもので、5m刻みで色訳け設定しています。

このように海底地形が一目瞭然なんで、海の中がどうなっているのかが非常に分かり易いです。

 

岩礁エリアなんかだと、この辺りはなだらかに変化しているとか、この辺りは急に落ち込んでいるとか、今まで知らなかった海底情報がかなり分かります。

 

見えない海底が丸裸状態!

 

ガーミンは元々GPSメーカーなので精度がかなり高く、釣れた場所と画面上の地形がリンクします。なので、何故その場所に根魚が居たのかが理解出来るんです。

 

クイックドロー、ヤバいです!

 

根魚狙いの釣りにおいてクイックドローは最強のアイテムですね。

勿論、根魚以外の釣りにおいても、駆け上がりなんかが分かり易いので青物がベイトを追い込むポイントなんかも容易に分かります。

 

正直、これは期待以上の機能でした。

 

岩礁帯と砂地の混在地帯でGETしたヒラメ

条件の良い場所に溜まっていたアコウ

 

【GARMIN】ガーミン魚探/スクロールバック機能

 

釣りをしている時や移動中に、不意に魚探の画面に目をやると、こんな事ありませんか?

 

あっ!こんな所に良い根がある!

あっ!こんな所に良い瀬がある!

おっ!駈け上がりになってるやん!

 

魚探の仕組み上、画面右端に表示された時点でそのポイントは既に通り過ぎていますから正確にポイントを登録する事が出来ません。

これ結構ストレスになったりしますよね。

再度、戻るのも面倒くさいし。。。

 

折角見つけた良いポイントなのに正確にマーキング出来ないのは勿体無いです。

 

ガーミンの機能の一つにスクロールバックという非常に便利な機能があります。

スクロールバックとは、なんと通り過ぎてしまったポイントでも魚探の画面を巻き戻して正確にポイント登録する事が出来るのです。

 

これは非常に使える機能!

 

スクロールバック機能は通常画面、クリアビュー、サイドビューと全ての画面で使えます。

 

私が、ガーミンを選んだ理由の一つにこのスクロールバック機能がありました。

根魚狙いの釣りにおいて、正確なポイント登録は必要不可欠ですから、スクロールバック機能はかなり有効な機能です。

 

【GARMIN】Home Poatをインストールし魚探画面録画機能を活用する

 

ガーミンは公式サイトから配布されているHome Poatという無料でインストール出来るソフトがあります。

Home Poatをパソコンにインストールしておきます。

 

魚探画面録画機能

 

ガーミンには魚探画面録画機能がついています。

録画出来るのは、通常魚探画面、クリアビュー画面、サイドビュー画面のどれか一つになります。

いつも出航する時に、

クイックドローをスイッチON

魚探画面録画機能をスイッチON

します。

 

そうすると、釣りをしている間の一部始終の魚探画面がマイクロSDカードに録画されます。

 

釣り終了後、自宅にてHome Poatを立ち上げます。

魚探から取り出したマイクロSDカードをパソコンのスロット入れると、Home Poatが立ち上がりデータを読み込みます。

 

そして、左端の一覧から表示させたいファイルを選択し、PLAY BACKモードにすると録画した魚探の画面がスタートします。

左側には地図が出て、右側に魚探再生画面が出ます。

地図の航跡と魚探画像がリンクしておりますので、航跡と魚探画面が同時に進みます。

タイラバやジグの軌跡なんかも表示されます。

この時釣れなかったが、ルアーに魚が反応してて、実は魚が寄ってきていたなんてのも分かったりします。

 

なので帰ってから、その日1日の録画画面を見る事で、その場所に魚が居たという情報が分かるんです。

見慣れると、これはマダイの軌跡だろうとか何となく分かります。

 

 

この画像では10m程の段差にベイトが溜まっている状況です。

こういったポイントは根魚狙いの釣りにおいて激熱ですよね!

録画再生で釣りの一部始終を確認し見落としていたポイントを発見します。

そして、左の地図で場所を確認するんです。

「こんなところにこんな良いポイントがあったのかぁ~」

みたいな感じです。

 

ちなみに、魚探の再生画面ではカラーゲインや感度調整まで出来るので、パソコンで魚探を見ているような感じです。

 

まとめ

 

ホンデックス PS-501CNからGARMIN Echo Map CHIRP 74svに変更して、釣果はかなり上がりました。

ガーミンは高価ではありますが、限られた釣行時間の中で効率の良い釣りが出来るので、ほんと買って良かったと思っています。

ロッドやリールにお金を掛けるのも良いですが、そのぶん魚探に掛けたほうがのちの釣行が快適になり対費用効果は高いかなと思います。

サイドビューが必要かどうかで悩んでいるのであれば、間違いなくサイドビューつきをおすすめします。

魚探は安くないですから、購入する時は後悔の無いものを買っておいたほうが良いからです。

 

ガーミン魚探オススメです!

同船者が釣り上げた50cmクラスのアコウ。

 

ガーミンは機種選びや振動子選びがとても複雑なので、オススメの組み合わせ記事を書いてみましたのでこちらも合わせてどうぞ。

【GARMIN】ミニボート釣りに最適なガーミン魚探おすすめセット!

 

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