ゴムボくらぶです

 

山口県下関市のSさんからホンダ2馬力のメンテナンス依頼を頂きました。

ありがとうございます。

 

冷間時の始動性が悪いとのことで、近所の車屋さんやマリーナなど複数のお店に修理に出したとのこと。

しかしどこも直ったと言われて納品され、いざ使ってみると直っていないということの繰り返しだったそうです。

アルアルなケースですね。

 

船外機を触ったことが無い車屋さんでも、これぐらいキャブ掃除すれば直るやろうぐらいに考えるでしょう。

マリーナさんは業界のプロですがす全ての船外機に対して詳しいという訳ではないと思います。メインは小型船外機ではないですし。

機種別による弱点や傾向、また個体差に合わせて行うセッティングなどはサービスマニュアルなどを見ても分からなく場数が必要だと考えます。

費用を無駄にしないためにもお店選びは慎重に。

 

おまかせメンテナンス・オーバーホール・ステンレス化

 

 

型式:BZBF(BF2D6)

製造年月 平成22年5月

 

どこに持ってっても直らなかったホンダ2馬力を直します!【山口県下関市・Sさん】

さてさて、分解していきましょうかね。

 

あれ?

入っているべきのカラーが入ってなく締め込まれていたため変形しとります。

いつの段階でカラーがなくなったのか分かりませんが、専門外のところに出すと本来ここにカラーが入っていたとかが分からなかったり、交換した方が良い部品があってもどこに頼むか分からない、また注文が面倒だとそのまま組んだりなどかありがちです。

 

次!

ブローバイホースがちゃんと挿されてなく折れ曲がった状態で組まれてました。

一体どんな修理やっとんやw

 

そこまで使い込まれてない錆び方をしとります。

 

修理しながら仕上げていきます。

 

全ての状態を整えていきます。

 

いい感じ

 

マフラーの状態

 

塩少々

 

これでヨカロ

 

チャンバーアウト

 

ドレンが一体化しとります。

他店さんもキャブぐらいは清掃したでしょう。

このチャンバーをそのまま組んでいること自体が冒頭に書いた内容まんまですね。

 

綺麗に綺麗に

 

燃料系、完璧クリアになりました。

 

ギヤオイルチェック

白濁もなく良好な状態でした。

 

白いアルミペラをつけておりますが、釣行毎にシャーピンが曲がるので毎回交換していると言われてました。

このアルミペラについてお話したんですが、船外機が戻ってきたら純正ペラに戻すとのことでした。

 

首の動きが悪かったので分解清掃

 

付いていたエンジン固定ボルト

ホムセンなどに売っている全ネジのステンレスボルトですが軽い力でポキっと折れました。

この部分に全ネジのボルトはダメなんです。

 

この部分は強度が必要なため純正ステンレスのハイテンションボルトを使います。

ハイテンションボルトとは半ネジボルトで根本側の方が太くなっていることで強度を出しているボルトです。

根本側が細くなっている半ネジボルトもありますがハイテンションボルトではないのでご注意を。

 

その他、必要な作業をして終了です。

 

冷間時、2回で始動となり快調になりました。

 

ご利用ありがとうございました。

 

ホンダ2馬力・定期メンテナンスで予備整備を【山口県下関市・Sさん】