こんにちは、D2(@gomubo_club)です
これから2馬力ボートをはじめてみようという方の参考になればと思い、私がしているゴムボート1式の車載方法をご紹介したいと思います。
カートップや牽引ではなく車内に全て積み込む方法です。
2馬力ボートの車載に向いている車種
2馬力ボート一式は荷物の量が多いので、スペースが広いバンやワゴン系がメインになります。
●ミニバン
●ハイエースやキャバン等、バン系
●軽バン
*上記以外でも車種でも工夫して載せられている方は多数居ます。
2馬力ボートの車載方法・軽バン
私は軽バンで2馬力ボート1式を運んでいます。
ダイハツのアトレーワゴンですね。
リアシートは左右共に外しており2人乗り仕様にしています。
車載方法は今までいろいろ試してしてみて、最終的に現在の積み方に落ち着きましたのでご紹介致します。
船外機の積み方
船外機スタンドに固定して洗い用のバケツに入れている状態ですね。
現地で全て洗って帰るのでスタンドもバケツも必要なので。
これを、このまま助手席の後ろに積みます。
(注:リアシートを外してないと積めません)
船外機は寝かせる事もできるとはなっていますが、移動中の振動があるので個人的にはなるべく立てたまま運んだ方が良いと思います。
寝かせるとペラが直接床に当たった状態になるのと、過去に船外機を寝かせてキャブ内のフロートが引っ掛かってトラブったという事例があるからです。
こんな感じでスタンドごと入ります。
荷締めベルトを使って、ヘッドレストの足と固定します。
これだけで、不安定さはないです。
ボート・ドーリー・クーラーその他小物の積み方
棚の設置
車内のスペースに合わせてテーブルのような棚を作って入れています。
作成のポイントとしては、テーブルの淵は荷物が滑り落ちないように角材で段をつけて高さを上げています。
コンパネの上に角材を付けている感じですね。
このテーブルは載せているだけなので、車検の時はテーブルを下ろして、リアシートを取り付けて車検を受けています。
以前は棚が無く荷物をどんどん上から積んでいましたが、それだと不安定な上に「あれを積んでからじゃないとこれを積めない」という風になり、わりと使い辛かったのですが棚を作成してからは荷物の積み下ろしが格段に楽になりました。
配置について
下段:右側にゴムボート・真ん中にオール・左側にクーラーボックス
上段:右側に燃料タンクが入ったドカット、奥に高圧ポンプが入った防音クーラーボックス
真ん中:リールが入ったバケツ・ヒップウェーダー・バッテリー・タックルボックス
左側:ドーリー・魚入れ用のプランター(中に小物諸々)
魚探は助手席に載せています。
おおまかにはこんな感じで載せています。
ドーリーは形状的に安定して置き辛いのと、鋭利な部分があるので専用の木箱を作りました。
これで運搬しやすい。
車載用ロッドホルダーの固定
車載用ロッドホルダーは3本つけておりこの画像は、前から1本目と2本目になります。
オフショアロッドだけならここは持ち手(アシストグリップ)の位置に1本でも良いのですが、当方所有のセパレートタイプの2ピースアジングロッドが3本目から届かないため、前後のオプションパーツを使って2本目を後ろ側に下げています。
軽バンは荷室部分の位置には持ち手が付いていないですから、このタイプの車載ロッドホルダーを便利に使うには、最後尾にもう一箇所持ち手を追加する必要があります。
画像は追加で取り付けた3本目用の持ち手です。
この持ち手はリアシート上部に最初から付いている持ち手と同じ部品で、ダイハツアトレーの純正部品です。
身近な車屋さんで注文してもらえばすぐ手に入ります。
持ち手を取り付けている位置ですが、実は内張りの下に最初からM6の穴が一つ開いているんですよね。(内張りの上から指で強めに抑えてさがしていくと位置が分かります)
内張りを少しカッターで切り、M6の穴を露出させて固定します。
そして、もう一箇所は持ち手は水平になるように位置決めをして新設で穴を開けます。
M6と同サイス程度の鉄板ビスで固定すればOKです。
これで、リアハッチからロッドが固定できます。
ロッドの固定
ロッドの固定方法は様々なやり方がありますが、私はマジックテープを使っています。
適度な長さのマジックテープをロッドの本数分用意して、やわらかい側をインシュロックでロッドホルダーに固定しています。
ロッドの固定は洗濯物干しのグッズを使っている方も多いですね。
車内で寝れる車載方法
水環境が無い場所からの出航の時は23Lのポリ缶を3つ持っていくのですが、運転席の後ろに3缶置けてなおかつ、シートを倒して寝る事ができます。
私はボート釣りに行く時は前夜から行って、出航場所の近くで車中泊をするので寝れるスペース確保が必要ということでこの車載方法になりました。
寝れるスペースが確保されていると、疲れた帰り道でもちょっと仮眠という事もできますから。
最後に
車載方法は車によっても違うので、いろいろなやり方があると思います。
あくまで2馬力ボート車載方法の一例として参考にしてもらえたらなと思います。