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船外機メンテ

2馬力船外機を比較してみる。おすすめは空冷?水冷?

トーハツ2馬力

こんにちは、ゴムボくらぶ(@gomubo_club)です

 

2馬力ボートを始めたいけど船外機はどれを選んだら良いのだろう?

これから、2馬力ボートを始める人にとっての船外機選びはなかなか難しいものかと思います。

自分にはどの船外機が合っているのだろうか?

こんな疑問を解決すべく、2馬力船外機の整備経験をもとに各メーカーの特徴を書いてみたいと思います。

ちなみに私は自動車整備を27年やっており、仕事でも2馬力船外機のメンテナンスをしています。

船外機選びのお役に立ててください。




2馬力船外機、各メーカーの主なスペック

トーハツ

MFS2B

ホンダ

BF2

ヤマハ

F2BMH

スズキ

DF2

マーキュリー

2M

エンジン構造 4サイクル 4サイクル 4サイクル 4サイクル 2サイクル
排気量 85.5cc 57cc 72cc 68cc 75cc
最大出力 5500rpm 6000rpm 5500rpm 5500rpm 5300rpm
冷却方式 水冷 空冷 水冷 水冷 水冷
アクセル方式 バーハンドル バーハンドル バーハンドル バーハンドル Fパネル

レバー式

クラッチ方式 前進/中立 遠心クラッチ 前進/中立 前進/中立 前進/中立
燃料 無鉛レギュラーガソリン 無鉛レギュラーガソリン 無鉛レギュラーガソリン 無鉛レギュラーガソリン 混合ガソリン
燃料タンク 容量 1.0L 1.1L 0.9L 0.9L 1.4L
重量 18.4kg 13.6kg 17kg 14kg 13kg

 

現在、国内で主に使用されている2馬力船外機のスペックを表にしてみました。

 

空冷式と水冷式の違い

空冷式

空冷式のエンジンは外気によってエンジンを冷却します。

空冷式のメリット

インペラやサーモスタットが無いためメンテナンス箇所が少ない。

使用後の水通しが必要ないのでお手軽。

空冷式のデメリット

外気温度によって冷却能力が左右される。

風を取り込むためのダクトが多いのでエンジン各部が錆びる。

 

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水冷式

水冷式は海水を汲み上げてエンジン内を循環させて冷却します。

水冷式のメリット

1年を通して安定した冷却能力がある。

空冷式よりもエンジンが錆びにくい。

水冷式のデメリット

インペラやサーモスタット等、メンテナンス箇所が多い。

冷却水の水路に塩が溜まる。

 

空冷式も水冷式の特性をおおまかに上げてみましたが、どちらも一長一短あります。

では、次は機種別の特徴を書いてみたいと思います。

 

ホンダ2馬力(空冷式)

ホンダ2馬力は重量13.6kg(S足)と軽く持ち運びが楽です。

空冷という特性上、インペラやサーモスタットがありませんのでその分メンテナンス箇所が少ないです。

外気を取り込むためのダクトがアンダーカウルに大きく開いていますので、飛沫が入り込みカウル内部の鉄部品が錆びていきます。

エンジン下部には塩の結晶が蓄積していきます。

この結晶を取り除くにはエンジンを下ろして塩掃除をするしかないため、定期的にエンジンを下ろして塩掃除をすることを推奨します。

錆びるのは仕方ないので、錆が酷くなったら錆びた部品は交換すると割り切って考えれば、ある程度綺麗な常態を維持することはできます。

ホンダを買って使いっぱなしでノーメンテというパターンが最も早くエンジンをダメにします。

きちんと定期的にメンテナンスさえすれば長く使えます。

軽さとお手軽さは魅力のホンダです。

トーハツ2馬力(水冷式)

トーハツ2馬力は3.5馬力エンジンをベースとしておりキャブの出力をダウンして2馬力に制御しています。

機会いじりが好きな方に特に人気の船外機です。

排気量はクラス最大の85.5cc

3.5馬力ベースのエンジンなので重量は18.4kgとちょっと重いですが、ネットからのパーツの入手がし易くメンテもやり易い作りです。

トーハツUSA MODELの純正部品を使用して外部タンクからの給油化にカスタマイズすることが可能です。

【トーハツ2馬力】外部タンク仕様にする詳細な手順・USAモデル

トーハツは購入後に、何もせずに2~3年乗るとシフトレバーが固着し、インペラボルトが塩噛みをする可能性が高いです。

この打開策としては、新品購入時に塩噛みする前にインペラを一度分解して耐水グリスでグリスアップをして、翌年からも年に一度グリスアップをする。

シフトレバーは動きが良くとも定期的にグリスニップルからのグリスアップにてほぼ解決できると思います。

トーハツ2馬力は私自身も愛用していますが、全体的な作りはしっかりとしており、するべき打開策をきちんとしれば良い船外機だと思います。

マーキュリー2馬力 2スト(水冷式)

今回、リストアップした2馬力船外機の中で唯一の2スト船外機です。

このエンジンは3.3馬力ベースで排気量は75cc

トーハツと同じようにキャブの出力をダウンして2馬力に制御しています。

2ストは4ストと比べるととても単純な構造ですので、何かトラブルがあった時でも自分で修理できることも多いかなと思います。

混合燃料を作る必要があるのがちょっと手間ですが、重量13kgと軽量なのは魅力ですね。

オイル混じりの排気ガスの臭いが苦手という方は4ストにしておいた方が無難かもしれません。

欠点は他の船外機のようにバーハンドル式ではなく、操作がパネルだということ。

インペラ回りはトーハツ2馬力と共通部品となりますので、マーキュリーもインペラボルトの固着に注意が必要です。

シフトレバーの構造はトーハツとは違い分解は簡単です。

マーキュリー2馬力2スト・メンテナンス【山口県山陽小野田市・Nさん】

 

2ストは他の4スト船外機よりも価格は安いです。

スズキ2馬力水冷式

スズキの2馬力は4スト水冷式の中では最計量の14kg

4スト水冷式の中では最もお手軽に使える船外機です。

インペラ交換が凄く簡単でサーモスタットの点検もやり易いです。

他の船外機はアノードがペラ上に1つなのに対し、スズキの2馬力はペラ上とサーモスタットケース内にもう一つあり合計で2つあります。

ケース内に塩の結晶が溜まり易い欠点があります。

冷却水の水路穴が小さく油断すると詰まりそうなので、こまめなチェックが必要です。

ヤマハ2馬力(水冷式)

ヤマハの2馬力は整備経験が無いため詳しい情報は分かりません。

排気量72cc・17kg

ヤマハは使っている人が少ないのですが、信頼できるメーカーなので作りは良さそうです。

2馬力船外機選びのまとめ

各メーカー其々の特色があり、定期的にしっかりとメンテナンスさえすればどの船外機を選んでも問題はありません。

安全に航行するためには日々のメンテナンスが大事で不調になるまで乗りっぱなしだと、どれを選んでも長持ちしません。

船外機選びは結局何を優先するか?というところになります。

 

メンテ項目が少なく、使用後の水通しがないお手軽さを最優先するなら

ホンダ

 

スピード・カスタマイズ性を優先するなら

トーハツ

 

水冷が良いけどトーハツは重いから・・・という方は

スズキ

 

といった感じで上記3メーカーがよく選ばれているように思います。

 

勿論、ヤマハやマーキュリーも問題無く快適に使う事ができますョ♪

では、安全航行で楽しいフィッシングライフを!

 

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