アクセスカウンター
  • 1328446総アクセス数:
  • 21今日のアクセス数:
  • 949昨日のアクセス数:
  • 1現在オンライン中の人数:
カテゴリーはこちら
トーハツ2馬力

トーハツ2馬力・検水が出ない!?インペラはどうなってる?【福岡県北九州市・Kさん】

ゴムボくらぶです

 

福岡県北九州市のKさんからトーハツ2馬力のメンテナンス依頼をいただきました。

 

自宅でエンジンを掛けてみたところ段々と検水が出なくなったとのことで、この機会にその他の箇所もメンテナンスさせていただくことになりました。

 

おまかせメンテナンス

 

 

 

 

製造年月:26年8月

型式:3BV(MFS2B)

 

では、見ていきましょう!

 

トーハツ2馬力・検水が出なくなった原因は?

分解前に症状を確認しようとバケツでエンジンを掛けてみました。

すると検水が一応出てましたがイマイチ勢いがない状況。

これはなにやら原因があるはずです。

 

インペラケースを固定しているこのボルト。

4本とも固着大!

どれが折れてもおかしくない状況。

 

ベストを尽くしましたが1本だけあえなく折れました。

4本とも折れてもおかしくないレベルだったので1本で済めば御の字でしょうといった感じ。

 

ケースを開けてみると。。。

インペラの羽根がウォーターパイプに繋がる水路の部分にあります。

なるほど、、、インペラが切れてしまっていたのか。

 

ん???

 

羽根は切れてなく全てあるではありませんか!?

 

実はこの船外機、4年ほど前に釣り中にインペラが劣化でバラバラになり冷却水を汲み上げられなくなってしまったらしく、命かながら何とか岸に戻れたという経緯があるのです。

その時のバラバラになったインペラの破片が今でもバケツ運転をしていると排気口から出てくるらしく、このゴム辺もその一部になります。

インペラは切れてしまうとこういったことが起こるので、切れる前に定期的に交換することが重要なのです。

もし切れてしまった後に交換することになってしまったら、切れたゴム辺を探してパズルのように組み合わせて確実に全てを取り出さないといけません。

4年経っても出てくるとは驚きですね。

 

このゴム辺は一体何処にあった?

4年前にインペラ交換をした方もこの状態であればゴム辺を見つけることができたでしょう。

この位置にゴム辺があるということはプレート下に入っていたものが吸い上げられてきたか?

もしくはその更に下の水を吸い込む部分、ロアケースの内部ですね。

その部分に落ち込んでいたものが何かのタイミングで吸い上げられたか?

そういったとこでしょう。

いづれにしても切れたゴム辺は全て取り出さないと、こういったことになるリスクがあるということです。

 

折れボルトを抜く作業

さて、折れボルトを抜きとらないといけません。

ポンプベースを外してあの手この手で折れボルトを抜くわけですが、今回は何をやっても抜けません。

これはかなりの重症です。

 

最終手段、ドリルで内部に残ったボルトを削っていきます。

 

この長さの折れたボルトが残っていますのでそう簡単にはいきません。

しかもステンレスだし。。。

 

慎重に作業を進めていき無事ネジ山復活しました。

なかなか難易度高の作業です。

 

ポンプベース、インペラ、その他Oリングやガスケットなどは全て交換しました。

ボルトにはグリスアップのみではなく固着防止対策を施工して組んでますので次のインペラ交換まで安心です。

 

ペラ軸にはPEラインが巻き付いていました。

 

エンジンを下ろします

シフトレバーの動きが固いのでエンジンを下ろして分解整備をしておきます。

トーハツ2馬力は2~3年に一度エンジンを下ろしてしかるべき整備をしておくことで快適に使い続けることが出来ます。

 

錆の酷いボルトは交換します。

 

よく錆びてます。

 

 

 

まだ初期症状でしたので比較的楽に抜けました。

軸に塩が侵入しております。

 

この年製は元々グリスニップルはついていないのですが追加取り付け加工していました。

グリスニップルを外して内部を点検すると塩が詰まっています。

このあたりもしっかりと清掃します。

 

Oリングを交換して超耐水グリスを満タン注入でインストール

 

内側からも塗っておきます。

シフトレバーの動きははサクサクと軽くなりました。

 

エンジン内部の水路にゴム辺が入っていないかをしっかり確認します。

 

コイツのメンテもしっかりと。

 

 

キャブレターの清掃

いつもエンジンを掛けるのに10回ぐらいロープを引っ張っているとのこと。

内部が汚れていそうですね~

 

やはり。。。

内部はかなり汚れています。

 

ジェット類を強力キャブクリーナーで浸け置きしていたらジワジワと汚れが浮きだしました、

キャブクリーナーは安値な物より洗浄能力が高いちゃんとしたものをお勧めします。

 

私が使っているキャブクリーナーはお馴染みヤマハのヤマルーブで洗浄能力は折り紙付き↓

 

 

燃料タンクや燃料フィルターも清掃です。

 

その他の主な作業

●サーモスタットの点検OK

 

アノードを放置し過ぎな状況で全体的に錆がよく出ている印象です。

 

ロアケースの取り付けボルトが錆び錆びだったので交換して綺麗になりました。

 

●アノード交換。

●シャーピン交換

●タペット確認(基準値内でした)

●プラグ交換

●エンジンオイル交換

●ギヤオイル交換

●各部グリスアップ

試運転

【冷間始動】チョークを引いて2回で始動

【温間始動】RESTART位置にて1回で始動

【吹け上がり】良好

【検水】良好

バタフライ調整、スロー調整、アイドリング調整

 

交換した部品

ご利用ありがとうございました。

 

広島からトーハツ2馬力のメンテナンス【広島県広島市・Mさん】

ゴムボくらぶが使ってる船外機メンテナンスの必須アイテムのご紹介!

 

●おすすめの耐水グリース

一般的な耐水グリースより粘度が高く持ちが良いです。

 

●80g用のグリースガン

エンジン下の首周りなど、グリースニップルからの注油に使用します。

ジャバラの状態で入れて使えるので綺麗に使えて便利です。

上記の80gグリースで使えるのでグリースガンとセットで持っておくと便利です。

 

●液体ガスケット

自己メンテナンスをする人には必須アイテムである液体ガスケット。

乾くのに1日程度掛かりますが硬化後の密着力が強く1215がお勧めです。

オイルシールの外周塗布にも使えます。

 

●シリコングリース

ゴム製品には攻撃性が低いシリコングリースを使うのが基本です。

オイルシールの内側やOリングなどゴム製品に塗布して使います。

 

●言わずと知れたマリンスプレーの定番です!

CRE 6-66

釣行後は錆び易い箇所にシュッっと

 

●キャブレタークリーナー

キャブクリーナーは安物が洗浄能力が低くてダメです!

私が使ってみておすすめするのはYAMAHAのヤマルーブです。

洗浄効果は勿論高く、汚れで変色したジェット類など浸け置きしておくだけで綺麗な金色に戻ります。

 

●パーツクリーナー

キャブクリーナーで洗浄したあとはパーツクリーナーでキャブクリーナーを洗い流してください。

キャブクリーナーで洗浄したのみだとべたつきますので。

 

●ピンポンチ

抜けにくいシャーピンを外す時にピンポンチがあると作業がスムーズにいきます。

釣行時の携行アイテムとして小型ハンマーとピンポンチがあれば便利ですよ!

 

●小型ハンマー

小型のハンマーですがヘッドの重さがそこそこあるので打撃力も強くコンパクトでなかなか良いですよ。

 

●ギヤオイルの交換におすすめなドライバー。

軸が四角形なのがポイント!

スパナをかけて緩めたり締めたりできます。

スパナをかけると固かったネジが嘘のように回ります。

 

●ギヤオイル交換アイテム

1Lのペットボトルに取り付けて使用します。

ホースの先端に付属のアダプター(M8×1.25)を取り付けることで、ホンダ・トーハツ・マーキュリー・スズキなど、ほぼ全メーカーのドレンボルトに適合します。

チューブタイプと比べるとドレンを閉める時に落ち着いて作業ができるのでおすすめです!

 

 

今後もおすすめアイテムがあれば追記していきます!

【あなたにおすすめの記事】