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マーキュリー Sea Pro

マーキュリーシープロ9.8馬力・ヘッドボルトがぁー【福岡県福岡市・Hさん】

ゴムボくらぶです!

福岡県福岡市のHさんからマーキュリーシープロ9.8馬力のメンテナンス依頼をいただきました。

おまかせメンテナンス

 

オークションで購入したというシープロ9.8馬力

使い始める前にまずはメンテナンスをということでお持ち込みいただきました。

 

軽量でハイパワー!

人気のシープロ9.8馬力!

これから安心して使えるようにしっかりメンテナンスさせていただきます。

 

製造年月:12年1月

型式:3K9

 

では、見ていきましょう!

 

マーキュリーシープロ9.8馬力のメンテナンス

シープロ9.8馬力はまず第一に難関となるのが、このヘッドカバーのボルトが緩むかどうかです。

ヘッドカバーの中にはサーモスタットがあり、点検や交換をするにはこの11本のボルトを外さないといけません。しかし、かなりの確率で固着していることが多く難攻不落の作業となります。

 

 

12年製ですが奇跡的に全て緩めることができました。

折れるかどうかの瀬戸際でしたが。。。

 

このボルトが固着するのは塩の結晶によるものかと思っていましたがこのように錆なんですね。

エンジンの下側に行くにつれて錆が酷くなっています。

 

無事外れた11本のボルト

 

水路に激しい詰まりなどは無く良好です。

海水で使っていればこのぐらいの結晶があるのは普通ですからね。

 

こちらヘッドカバー側

 

サーモスタットを点検してみたところ正常に動作しましたので清掃してこのまま使います。

 

ネジ山の中が綺麗ではないのでタップで掃除しておきます

 

シープロ9.8馬力のポートタイミングってこんな感じなのね。

なるほどなるほど。。。

 

ピストンや水路など綺麗にして組付けます。

 

ヘッドカバーのガスケットはマーキュリー製純正で注文するとなんと7000円(税込み)ぐらいします。

さすがにガスケットで7000円はキツイ。。。

シープロ9.8馬力はトーハツのOEMなので部品はトーハツ純正で注文することにしました。

トーハツ純正だと3000円ぐらいです。

 

ヘッドカバーも綺麗綺麗

 

ヘッドボルトはステンレスに変更し一応電蝕対策をして組付けました。

船外機にステンレスボルトを使うと電蝕がぁ~!と気になる方も居るかと思いますが

正規でアルミをステンレスネジで締め込んでいる部分は多数あり、取り付けブラケット部分もそうですしモロ水分に接触するインペラボルトとロアケースもそうです。

その他、アルミとステンレスの組み合わせ箇所は多数あり。。。

アノードが付いている船外機はちょっと特殊なのかもしれません。

電蝕よりも塩害でアルミが腐食しているケースが多いです。

考え方は人それぞれですね。

 

インペラ交換

中古船外機はインペラの交換歴が分からないので問答無用で交換します。

安心して使い始めたいですからね。

 

交換しておいて良かったです。

 

シフトのOリングも交換しておきます。

 

新しいインペラは気持ちがいい

 

ウォーターパイプが入る部分のゴムも交換しました。

2ストはボルトが固着することはあまりありませんが一応固着対策して組み込み。

 

これ作業前にギヤオイルを抜いた画像ですがちょっと白濁しているように見えます。

 

ペラの内側

 

プロペラシャフト

 

ラインが巻いています。

 

見た感じオイルシールに損傷は無いですがシャフトとの当たり抵抗が弱いです。

 

オイルシール交換しました。

外周にはシリコン系液体ガスケットを塗り、内側にはラバーフグリスを塗りました。

通常オイルシールには液体ガスケットは塗らずにそのまま組み込みますが船外機の場合、ロアケース周りは特に外側に液体ガスケットを塗って組み込んでおいたほうが間違いないです。

塩害によってアルミ側がガタガタになっていたりもするので。

 

キャブレターの清掃

当然、キャブレターも清掃しておきます。

 

こういった小さな穴も念入りに

キャブクリーナーは信頼のヤマルーブを使います。

 

このあたりも重要ですね。

 

チャンバー内で洗えば一石二鳥

チャンバーのガスケットは潰れていたので交換します。

 

燃料フィルターOK

 

その他の作業

ペラが剥げ剥げだったので。。。

 

塗装してリフレッシュ

 

 

 

 

塗装剥げがあちこちにありましたのでタッチアップしました。

 

シープロ9.8はインペラが上の方にありますのでバケツ運転の時はこのぐらいまで水を入れてやりましょう。

これでインペラの少し上ぐらいの水位です。

 

舵の重さはここで調整します

 

●スターターロープ交換

●プラグ交換

●各部グリスアップ

 

試運転

【冷間始動】チョークを引いて2回で始動

【温間始動】1回で始動

【吹け上がり】良好

【検水】良好

 

塗装・タッチアップ・磨きで見違えるようになりました。

 

交換した部品

ご利用ありがとうございました。

 

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