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ホンダ2馬力

ホンダ2馬力・スプラインにはご注意を!【福岡県朝倉市・Kさん】

ゴムボくらぶです

 

福岡県朝倉市のKさんからホンダ2馬力のメンテナンス依頼を頂きました。

ありがとうございます。

 

おまかせ

 

 

 

型式:BZBF(BF2D6)

製造年月:23年11月

 

ホンダ2馬力のメンテナンス

では、バラしていきましょう。

 

カウル内部はこんな感じです。

 

2013年に安原エンジンサービス様から購入したとのことで、その際ににステンレスボルトに交換されたそうです。

ボルトの頭の腐食が無いのでエンジン下ろすのもスムースにいきそうです。

 

排気管の取り付けボルトもステンレスに変更されていたものの、温度が上がる場所なので固着気味でした。

慎重に外していって何とか折らずに外せたといった感じです。

 

何故かクラッチが錆色になってます。

 

ケース側です。

 

ベアリングが錆びているのかな?

と思いチエックしてみましたが、ベアリングは正常でどうも違うよう。

 

原因はコイツでした。

クラッチシューの取り付けボルト。

使用頻度に伴いこのボルトは削れていきます。

メッキが剥がれると錆が飛散していきます。

もはや消耗部品と言っても良いパーツですね。

交換します。

 

あっ、オイルがぁ~

オイルシールからエンジンオイル漏れてます。

この部分のオイルシールは結構漏れますね。

 

オイルシール交換しました。

 

液体ガスケットとシリコングリース

オイルシールの交換時に必須アイテムです。

 

ステンレスヘッドカバーへと変更。

オケィ

 

 

ギヤオイル、若干白濁気味ですねぇ~

状況的に見て恐らくドレンボルトからの侵入です。

締め付けがちょっと緩かったです。

 

お次はロアケースを抜きますがこの固着定番ボルトがヤバかった。

普通に緩めたら折れてましたね。

かなり時間を掛けて慎重に慎重に緩めていき無事外すことに成功!

 

ドライブシャフトのスプラインをよく観察します。

 

この山って新品の状態で1mm無いぐらいです。

現在、1/3ぐらい削れており削れ出したらどんどんいきます。

このまま使っていると最終的にどうなるかと言うと、海上で

アクセル開けた瞬間にけたたましい異音と共に突然進まなくなります。

非常に危険です。

ドライブシャフト交換します。

 

オイルシール2箇所も交換しておきます。

 

燃料系のメンテナンスもバッチリやっときます。

 

チャンバー交換してリフレッシュ。

 

その他の主な作業

排気管が腐食してボッコリ穴が開いてましたので交換しました。

 

エアーで吹くと浮いた塗装がパリパリと剥がれていきました。

 

塗装して綺麗になりました。

 

オイル窓が錆びて見え辛いです。

 

交換

ドレンボルトもプラスネジから六角へと変更しました。

 

Kさんのご希望でどでかグリップへと変更

 

●イグナイターメンテナンス

●スターターロープ交換

●プラグ交換

●エンジンオイル交換

●ギヤオイル交換

●追加ステンレスボルト化

●タペット調整(かなり狂ってました)

●各部グリスアップ

 

 

試運転

【冷間始動】チョークを引いてSTART位置にて2回で始動

【温間始動】1回で始動

【吹け上がり】良好

 

 

交換した部品

ご利用ありがとうございました。

 

ホンダ2馬力のメンテナンス【福岡県糸島市・Nさん】

ゴムボくらぶが使ってる船外機メンテナンスの必須アイテムのご紹介!

 

●おすすめの耐水グリース

一般的な耐水グリースより粘度が高く持ちが良いです。

 

●80g用のグリースガン

エンジン下の首周りなど、グリースニップルからの注油に使用します。

ジャバラの状態で入れて使えるので綺麗に使えて便利です。

上記の80gグリースで使えるのでグリースガンとセットで持っておくと便利です。

 

●液体ガスケット

自己メンテナンスをする人には必須アイテムである液体ガスケット。

乾くのに1日程度掛かりますが硬化後の密着力が強く1215がお勧めです。

オイルシールの外周塗布にも使えます。

 

●シリコングリース

ゴム製品には攻撃性が低いシリコングリースを使うのが基本です。

オイルシールの内側やOリングなどゴム製品に塗布して使います。

 

●言わずと知れたマリンスプレーの定番です!

CRE 6-66

釣行後は錆び易い箇所にシュッっと

 

●キャブレタークリーナー

キャブクリーナーは安物が洗浄能力が低くてダメです!

私が使ってみておすすめするのはYAMAHAのヤマルーブです。

洗浄効果は勿論高く、汚れで変色したジェット類など浸け置きしておくだけで綺麗な金色に戻ります。

 

●パーツクリーナー

キャブクリーナーで洗浄したあとはパーツクリーナーでキャブクリーナーを洗い流してください。

キャブクリーナーで洗浄したのみだとべたつきますので。

 

●ピンポンチ

抜けにくいシャーピンを外す時にピンポンチがあると作業がスムーズにいきます。

釣行時の携行アイテムとして小型ハンマーとピンポンチがあれば便利ですよ!

 

●小型ハンマー

小型のハンマーですがヘッドの重さがそこそこあるので打撃力も強くコンパクトでなかなか良いですよ。

 

●ギヤオイルの交換におすすめなドライバー。

軸が四角形なのがポイント!

スパナをかけて緩めたり締めたりできます。

スパナをかけると固かったネジが嘘のように回ります。

 

●ギヤオイル交換アイテム

1Lのペットボトルに取り付けて使用します。

ホースの先端に付属のアダプター(M8×1.25)を取り付けることで、ホンダ・トーハツ・マーキュリー・スズキなど、ほぼ全メーカーのドレンボルトに適合します。

チューブタイプと比べるとドレンを閉める時に落ち着いて作業ができるのでおすすめです!

 

 

今後もおすすめアイテムがあれば追記していきます!

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