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タックル&ボート用品

2馬力ボート(ゴムボート)で使うスロージギングロッド選び。ライトジギングにならないロッド選び

オシアジガーインフィニティ B651

こんにちは、D2(@gomubo_club)です

 

2馬力ボート(ゴムボート)でスロージギングを始めてみようと思い、ロッドを新調しました。

 

2馬力ボートでするスロージギングは遊漁船でするスロージギングとは少し状況が違います。

そこで、後悔しないスロージギングロッド選びにおいて何を重視して選んだかを説明したいと思います。

なお、この記事の内容はあくまで私が重視した内容なので、この選び方が必ずしも正解とは限りません。

スロージギングタックル選びの参考として読んでいただけたらなと思います。

 

スロージギングってどんな釣り?

 

スロージギングやスローピッチジギングと呼ばれるこの釣りは、通常のハイピッチなジギングと比べると、スローなテンポの誘いでおこなうジギングで、時には急緩つけながらのワンピッチやハーフピッチを織り交ぜたコンビネーションジャークで誘ったりもします。

やり方は複数あるようで、明確な定義が決まっているわけではありません。

 

柔らかいロッドでジグをしゃくり移動距離を抑え、ロッドの反発でジグを横向きにしスライドさせて落として魚を誘うといったイメージです。

ボトムや中層、様々なレンジでできますが特に底物に対して有効にアピールできる釣法かなと思います。

個人的にはスロージギングでヒラメのhit率を上げたいなと目論んでいます。

 

スロージギングロッドの特徴

 

ロッド全体でアクションをつけるために細身なスローテーパーになっており、そしてカーボンは高弾性を使用しております。

高弾性カーボンゆえに、あまり負荷をかけると折れる可能性があるためにスロージギングは魚が掛かったらロッドを立てずに、斜め下に構えて引き上げるような感じでやりとりしなければいけないといった説明をWeb上で見かけます。

有名なスロージギングロッドといえば、エバーグリーンのスロージャーカーなどですね。

 

しかし、近年スロージギングロッドも進化し低弾性カーボン使用というロッドもあったり、ガチファイトで曲げても大丈夫というロッドなんかも発売されています。

ダイワのスロージギングロッドなどはガチで曲げても大丈夫というコンセプトですね。

 

2馬力ボートで使うスロージギングロッドの選び方

 

遊漁船ならば船べりに体をひっかけてロッドを下向きに構える事もできますが、2馬力ボートだとロッドを下向きにやりとりするなんて危険なのでこのタイプのロッドはパス。

ということで、私はねばりがあり曲げても大丈夫そうなロッドから選ぶことにしました。

 

それと、もう一つ気にしなければならないことがロッドの強さです。

私の場合、普段のジギングで使っているジグの重さは60g~80g程度。

各メーカーが販売するのスロージギングロッドの中で1番クラスロッドのMAXウェイトを見てみると130gだったり160gだったりします。

スロージギングはロッドとジグとのウェイトバランスが大事なため、オーバースペック過ぎるとただのライトジギングのようになってしまうらしく、これは避けたいところ。

 

スロージギングでロッドとジグのウェイトが適正に合っている設定というのは

通常のジギング感覚で言えば柔らかすぎるのではないのか?

ジグが動いていないのではないのか?

と感じるぐらいのロッドのようです。

 

あと、個人的な好みですがロッドの長さが6フィート半ば~後半欲しいところ。

これは、単純にロングジャーク・ロングフォールがやり易いからです。

 

というところでスロージギングロッド選びをしてみたいと思います。

 

 

私が2馬力ボートで使うスロージギングロッド選びで考慮したことは以下の3点

 

ねばりがあり曲げても大丈夫そうなロッド
1番ロッドのMAXウェイトが低くてなるべく柔らかそうなロッド
6フィート半ば~後半の長さがあるロッド

 

 

上記に書いたように、ダイワのスロージギングロッドなどはガチで曲げても大丈夫そうなのですが、いまいちピンとくるものがなかったので今回はパス。。。

 

オリムピック・メジャークラフト・パームス・なんかも見ましたが、ここもいまいちピンとくるものが無く、シマノのスロージギングロッドシリーズから選ぶことにしました。

 

シマノのスロージギングロッドシリーズ3種

 

2019年1月にシマノ グラップラーシリーズからスロージギングロッド、スローJが出ましたね。

シマノのスロージギングロッドは3種

 

19 グラップラー タイプスローJ
ゲーム タイプ スローJ
オシアジガーインフニティ

 

この3種から選びます!

 

まず、それぞれの1番ロッドのスペックを表にまとめてみました。

 

全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 元径(mm) 適合ジグウェイト(g) 適合ライン PE(号) リールシート位置(mm) カーボン含有率(%)
19グラップラー タイプスローJ B68-1 2.03 2 156.2 110 1.8 MAX160 1.5 430 96.8
ゲーム タイプ スローJ B681 2.03 1 203 112 1.7 9.1 MAX130 1.5 447 93.9
オシアジガーインフィニティ B651 1.96 1 196 133 1.8 9.3 MAX130 1.5 450 87.5

 

長さ的にはどれも問題ありません。

グラップラーが2ピースでゲームとオシアジガーは1ピースになっていますね。

 

MAXウェイトは?

 

それぞれのMAXウェイトを見てみます。

 

●19グラップラー タイプスローJ B68-1:160g

●ゲーム タイプ スローJ B681:130g

●オシアジガーインフィニティ B651:130g

 

19グラップラー タイプスローJ B68-1は160gか、

残念ながら今回の候補からは外しました。

後発の19グラップラー タイプスローJ、スロージギングロッドとしては良さそうなんですけどね。

 

残るは、ゲーム タイプ スローJ B681とオシアジガーインフィニティ B651

 

どちらも良いロッドなので、この2本で悩みます。

 

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カーボン含有率と自重

 

では、それぞれのカーボン含有率と自重を見てみます。

 

カーボン含有率

ゲーム タイプ スローJ  B681 93.9%
オシアジガーインフィニティ B651 87.5%

 

自重

ゲーム タイプ スローJ  B681 112g
オシアジガーインフィニティ B651 133g

 

ゲーム タイプ スローJ  B681 の方がカーボン含有率が高くて自重も軽いですね。

オシアジガーインフィニティ B651 はなぜカーボン含有率が低くて自重が重いのか?

 

これは、ねばりをもたせるためにグラス成分が多いという事が容易に想像がつきますよね。

言わば曲げれるロッド

グラス成分が多いとやや重くはなりますが、

グラス成分が多い=ねばりがあるから折れにくい

となります。

ちなみに、逆に自重が軽くてカーボン含有率が高いと感度が良くなるというメリットがあります。

 

SHIMANO TV  オシアジガーインフィニティ B651

オシアジガーインフィニティ B651の動画ですが、この動画を見ても分かるようにかなり曲げても大丈夫なことが分かります。

 

SHIMANO HP  オシアジガーインフィニティ B651 より引用

 

繊細さのなかに驚異的なトルクを内包

水深30~80m、メタルジグ60~130gを基本に活躍するアイテム。1パワーならではの繊細な“しなり”によって、軽いウェイトのジグを艶めかしく操ることができます。スムーズに曲がるティップと粘り強いバットを使い分けることで、スローな誘いや緩急をつけたジグアクションなどを自由自在に演出。さらに1パワーでありながら青物にも通用するバットパワーを秘めた、攻撃的な特性を備えています。

 

実際に店舗にてオシアジガーインフィニティ B651を見てみましたが柔らかくてよいロッドで気に入りました。

 

オシアジガーインフィニティ B651

ゲーム タイプ スローJ  B681 でもよほど無理をしない限りは大丈夫だろうとは思いますが、オシアジガーインフィニティ B651に決定しました。

 

ある程度使ってみてから、またレビュー記事を書きます。

 

 

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