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マーキュリー2馬力(2st)

マーキュリー2馬力のフルオーバーホールだぁ~【兵庫県佐用郡・Nさん】

ゴムボくらぶです

 

兵庫県佐用郡のNさんからマーキュリー2馬力のメンテナンス依頼を頂きました。

ありがとうございます。

 

中古で入手したというマーキュリー2馬力

使い始める前にメンテナンスをということで兵庫県から送って頂きました。

これから大切に長く使っていきたいのでバッチリ仕上げて欲しい欲しいとのことなのでフルメンテでいきます!

 

おまかせ・スロットル化

 

型式:3AR

製造年月:16年6月

マーキュリー2馬力のフルオーバーホールだぁ~【兵庫県佐用郡・Nさん】

検水の勢いがあまり良くないと聞いておりましたので、分解前にまずエンジンを始動してみます。

スムーズにエンジンは掛かったものの、確かに検水に勢いが無く量が少ないです。

そして暫く掛けていると最後には検水が出なくなりました。

なるほどなるほど。。。

 

インペラを見てみると。。。

 

これはアカンw

中古購入の際には過去の経緯が分かりませんので、このように最初にメンテナンスをしっかりとするのが重要ですね。

 

過去に水無しでエンジンを掛けたのでしょう。

焼き切れたゴム片がライナーにこびりついてます。

 

ケースが割れてます。

この部分のケース割れはたまにありますので、こういった部分も注意深く見る必要があります。

 

 

ギヤオイル白濁

先程のケース割れも白濁の原因になりますが、今回オイルシールなどフル交換するので白濁してても特に問題ありません。

 

シャーピンはここまで曲がると簡単には抜けませんね。

 

 

ポンプベースは腐食も無くしっかりしているので再利用することにします。

オイルシール交換。

 

ん~、綺麗になって気持ちがいい!

塩嚙み防止処理をして組み上げます。

 

ポッキリと逝ってしまいそうなアノードのボルトは慎重に外しました。

 

さて、お次はエンジンです。

 

シープロ9.8馬力と同じくマーキュリー2馬力もヘッドカバーのボルトが固着し易いです。

この機は4本中3本固着してました。

 

水路の状態が気になるとNさんから伺っておりますが、無理して回せば100%逝きます。。。

こういった場合、どこまでこのボルトを深追いするか?

というのを依頼者様としっかりとやり取りします。

これ以降の手段としては「ゴムボくらぶ必殺技!」を使って固着ボルトを外しますが、最悪シリンダーブロック交換となる可能性もあります。

2馬力船外機はだいたい新品が10万円前後なので、どこまでこの船外機にメンテナンス費用を掛けて良いものだろうか?と、これが2馬力船外機メンテナンスの難しいところです。

なので、こういった場合はしっかりとお客様とやりとりをして意向を聞いてどこまでするかを決めます。

今回、必殺技までやって下さいとのお返事を頂きましたので挑みました。

 

そして、無事必殺技を使って3本の固着ボルト全て外すことができました。

ホッ。。。

 

そして、ヘッドカバー水路の一部に塩詰まりが酷い箇所があるのを発見。

画像赤丸の箇所です。

 

水路に溜まった塩を取り除くと。。。

 

水路が腐食して壁面の層が薄くなっています。

右側の正常な厚みと比べたら一番薄い所で30パーセント減といった感じです。

 

現状はこのまま組んでも圧縮漏れはしないでしょう。

部品代もそこそこするので、これを交換するかしないかはその店その店のやりかたによって違います。

請求金額を安くするために本来交換した方が良い部品を交換せずに組み上げている船外機を過去多々見ています。

 

勿論、これからこの船外機を長く使っていく為には交換必須です。

近郊をはじめ、遠方からは送料を掛けて私のところにメンテナンスに出してくれてます。

それは、信頼度や大切な愛機をバッチリ仕上げて欲しい!といった思いだと受け止めています。

「確かな技術で妥協無く」が私の信念です!

信念に反することなくヘッドカバーは交換することにします。

 

新品のヘッドカバーと腐食したヘッドカバー

水路左側は全体的に腐食しており右側水路と比べると広くなっているのが分かるかと思います。

 

シリンダー側水路は詰まり・腐食無く良好です。

(真中の下部は詰まりではなく元々こんな形状です)

 

ピストンです。

表面に薄傷はありますがこのぐらいなら磨けばOK!

ピストンリングは交換しておきます。

 

使用に伴い各部の塗装が剥がれていたので再塗装して綺麗にしておきました。

 

綺麗になって気持ちがいいですね!

消耗部品はフル交換。

 

ヨシ!

 

シフトレバーのオーバーホールもやっときます。

 

キャブレターの清掃

この燃料コックの金具って良く錆びますよね。

そんなに高い物でもないので交換しました。

(画僧は新品の燃料コックです)

 

スターターロープも交換しておきます。

 

完成度に拘ったスロットル化

 

錆びないように金物は対策します。

 

本来のレバー式の穴も拘りのシートで塞ぎました。

 

錆び錆びだったヘッド周りも綺麗になり気持ちよく使っていただけます。

 

最後は磨き上げてピカピカに!

 

交換した部品

ご利用ありがとうございました。

 

マーキュリー2馬力・ギ、ギヤオイルが出てくるはずが~!?【福岡県行橋市・Hさん】

ゴムボくらぶが使ってる船外機メンテナンスの必須アイテムのご紹介!

 

●おすすめの耐水グリース

一般的な耐水グリースより粘度が高く持ちが良いです。

 

●80g用のグリースガン

エンジン下の首周りなど、グリースニップルからの注油に使用します。

ジャバラの状態で入れて使えるので綺麗に使えて便利です。

上記の80gグリースで使えるのでグリースガンとセットで持っておくと便利です。

 

●液体ガスケット

自己メンテナンスをする人には必須アイテムである液体ガスケット。

乾くのに1日程度掛かりますが硬化後の密着力が強く1215がお勧めです。

オイルシールの外周塗布にも使えます。

 

●シリコングリース

ゴム製品には攻撃性が低いシリコングリースを使うのが基本です。

オイルシールの内側やOリングなどゴム製品に塗布して使います。

 

●言わずと知れたマリンスプレーの定番です!

CRE 6-66

釣行後は錆び易い箇所にシュッっと

 

●キャブレタークリーナー

キャブクリーナーは安物が洗浄能力が低くてダメです!

私が使ってみておすすめするのはYAMAHAのヤマルーブです。

洗浄効果は勿論高く、汚れで変色したジェット類など浸け置きしておくだけで綺麗な金色に戻ります。

 

●パーツクリーナー

キャブクリーナーで洗浄したあとはパーツクリーナーでキャブクリーナーを洗い流してください。

キャブクリーナーで洗浄したのみだとべたつきますので。

 

●ピンポンチ

抜けにくいシャーピンを外す時にピンポンチがあると作業がスムーズにいきます。

釣行時の携行アイテムとして小型ハンマーとピンポンチがあれば便利ですよ!

 

●小型ハンマー

小型のハンマーですがヘッドの重さがそこそこあるので打撃力も強くコンパクトでなかなか良いですよ。

 

●ギヤオイルの交換におすすめなドライバー。

軸が四角形なのがポイント!

スパナをかけて緩めたり締めたりできます。

スパナをかけると固かったネジが嘘のように回ります。

 

●ギヤオイル交換アイテム

1Lのペットボトルに取り付けて使用します。

ホースの先端に付属のアダプター(M8×1.25)を取り付けることで、ホンダ・トーハツ・マーキュリー・スズキなど、ほぼ全メーカーのドレンボルトに適合します。

チューブタイプと比べるとドレンを閉める時に落ち着いて作業ができるのでおすすめです!

 

 

今後もおすすめアイテムがあれば追記していきます!

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