こんにちは、ゴムボくらぶ(@gomubo_club)です
ミニボート釣りを始めると陸っぱりの釣りだと必要ではなかったアイテムがいろいろと必要になります。
はじめてゴムボートを購入する場合はジョイクラフト社やアキレス社が販売しているボートセットを購入して始める方が多いかと思いますが、セットに含まれる内容以外にも必要なものがいろいろとあります。
この記事ではその他に必要になってくるものを中心に「ミニボート釣りに必要なアイテム10選」として書いてみたいと思います。
過去にアップした記事のまとめ記事になります。
魚群探知機
ミニボート釣りは魚群探知機がないと面白さが半減すると言っても過言ではないです。
ただ、これから始める人にとってはどれを選べば良いか悩むところでしょう。
まず、ざっくりと大きく分けて以下3つの方向性から考えると良いかと思います。
あと、大事なのが行く海域の水深によって出力を決めるということ。
既にその海域でボートを出している方が居れば、おおよそミニートで行くであろうまでの水深を教えてもらうのが良いですがそういった人が居ない場合はある程度出力に余裕を持って選んでおいた方が良いです。
上記の記事では魚群探知機の仕組みを理解したうえで、コスト優先なのか?使い易さ優先なのか?機能優先なのか?とそれぞれの視点に合った魚群探知機をピックアップしています。
魚群探知機にはディープサイクルバッテリーを使いましょう
選ぶ魚群探知機によっては別途バッテリーが必要になってきます。
HONDEXのPS-611CNは電池駆動/バッテリー駆動と両方できますが、GARMINシリーズはバッテリー駆動のみですので必ず別途電源が必要になってきます。
バイク用のバッテリーや車用のバッテリーでも動きますが、内部構造の違いから長く使うならディープサイクルバッテリーをおすすめします。
ディープサイクルバッテリー選びのポイントや必要な容量の計算法を上記の記事に記載しています。
トランサム固定なら振動子パイプ
魚群探知機を購入すれば当然なんらかの方法で振動子を取り付けなければいけません。
トランサムに振動子パイプを使って取り付けたり、リアチューブに直接バンドで巻いて固定したり、またトランサムに直接取り付けるといった方法もあります。
振動子パイプ選びにおいて気をつけなければいけないのが、クランプ部がプラスチックのタイプは選ばないほうが良いという事。特にパワーがある船外機だと剛性の無さから走行中に緩みます。
上記の記事では価格と性能を吟味してバランスの良い振動子をピックアップしています。
ミニボートで使うウェーダー
ボートに乗り込んだり降りたりするのにウェーダーが必要になります。
ウェーダーには大まかに分けると、ヒップウェーダー・ウェストハイ・チェストハイと3種類ありますが、どのタイプのウェーダーが適しているか?
というのは出航地の波の高さや環境によって変わります。
ただどのタイプのウェーダーを選んだとしても、共通して言えるポイントは底がフェルトではなくラジアルを選ぶべきとうこと。
何故かと言うと、ボートに砂を上げないためです。
フェルトの繊維に砂が入ると海水で流しても表面しか取れません。
ゴムボートの場合は特に船上には砂を上げない方が良いです。
2馬力ボートで使うヒップウェーダー選びのポイント3つ。おすすめのウェーダーは?
上記の記事ではヒップウェーダー選びのポイントを記載しています。
ミニボートで使うランディングネット
今まで陸っぱりの釣りでは伸縮するタイプのタモを使っていたと思いますが、ボートでは主に長さが固されたラバータイプのランディングネットを使います。
長さが固定されている方が使いやすく、またミニボートではタモをほぼ横にして船内に引き上げないため、タモ枠との連結部分にモロ負荷が掛かります。
ナイロンのネットだと魚が暴れると絡みまくってフックを外し辛いといったデメリットもあります。
上記の記事ではミニボートで使うメジャーなランディングネットをピックアップしてみました。
ミニボートで使うアンカー
写真は自作のバケツアンカー↑
ミニボートに使うアンカーっていろいろと種類がありますが、実際パラシュートアンカー(シーアンカー)を使っている人が殆どではないでしょうか。
水深20mや30mで底にアンカー打つってかなり大変ですし移動時の機動性が悪いですからね。
ジギングやタイラバだとパラシュートアンカー(シーアンカー)でOKです。
底にアンカー打つ時ってどんな時なのかと言うと、狙ったピンポイントを攻め続ける時とか浅場でマッシュルームアンカーを使って流れるスピードを落としてキス釣り、またフォールディングアンカーを使ってガッツリボートを止めて、浅場でのアオリ狙いとかカワハギ釣りとかですね。
ジギングやタイラバだとパラシュートアンカ(シーアンカー)でOKと書きましたが、その形状からアンカーの出し入れがわりと面倒で、私はパラシュートアンカー(シーアンカー)の代わりに自作のバケツアンカーを使用しています。
パラシュートアンカー(シーアンカー)より聞き具合はやや劣るものの、そこそこ効いてアンカーとして機能しています。
このバケツアンカーの利点は何と言っても出し入れが楽ということ。
アンカーはそこそこ効いて出し入れが楽な方が良い!
という方は2馬力ボートで使うおすすめのアンカーは?バケツアンカーが便利!を一読してみて下さい。
大型クーラーボックス
ミニボート釣りを始めると釣れる魚のサイズも大きいですから、おのずと大きなクーラーボックスが必要になります。
愛艇の内寸サイズも考えながら選ぶ必要があります。
どのようなクーラーボックスを選ぶのが良いのか?
釣れる魚のサイズや量によって必要なクーラーボックスの容量が変わってきます。
また、人によって何を重視するかによっても違います。
好みのメーカーなのか?
保冷能力なのか?
軽さなのか?
などなど、さまざま。
クーラーボックス選びに正解はありません。
私は軽さ重視でイグローマリンウルトラ54QTを選びました。
5Lのタッパーで作った氷を入れて真夏も使ってますが1日は余裕で持ちます。
【ミニボートで使うクーラーは?】IGLOO(イグロー)マリンウルトラ54QT レビュー
レビューを書いてますので興味がある方は見てみてください。
ミニボートで使う携行缶
ミニボートに携行缶は必需品ですよね。
ボートセットを購入すると赤色のスチール携行缶がついてきたりもしますが、スチールの携行缶は最もおすすめできない携行缶です。
海でずっと使い続けていると錆が出て船外機トラブルの元にもなります。
ミニボートユーザーの間ではゴリッタ愛用者が多いですが、私が最もおすすめするのは1Lの携行ボトルを数本持って行く方法。
2馬力船外機の上部タンクってどれだけ入ったかが分かり辛い。
殆どの機種が1L前後のタンクなので1Lのボトルだと扱いやすく安全に入れ易いです。
あと何Lあるかも把握し易いですしね。
船上で重い携行缶を抱えて入れるのって結構大変ですよ。
上記記事では携行缶についての記事を書いています。
船外機の塩抜きには塩害腐食防止剤・ソルトアウェイがおすすめ
水冷式の船外機を海で使ったあとは真水を張ったバケツに船外機を浸けてエンジンを回し、塩抜きしないといけません。
今まで何機もの水冷式船外機を整備してきましたが、必ずエンジン内部には塩分が結晶化して溜まっています。
【スズキ2馬力(DF2)】
塩の結晶が水路を塞ぐ寸前の状態↑
【トーハツ2馬力(MFS2B)】
サーモスタットケース内部↑
毎回、真水で塩抜きをしていても綺麗に塩分はとれていません。
出航回数が多いほど分解した時に水路の状態が酷いですので、塩分が結晶化して蓄積されていってるのは明らかです。
船外機を大事にするならば、塩抜き時に塩害腐食防止剤 ソルトアウェイを入れることをおすすめします。
塩害腐食防止剤・SALT-AWAY(ソルトアウェイ)をミニボートに活用する!
上記の記事はソルトアウェイについて詳しく解説しています。
ミニボートに便利なポータブル洗浄機
ゴムボートは塩分が付着したままだと劣化を早めてしまいます。
ゴムボートを使ったあとは現地で洗う。もしくは持ち帰って洗う。のどちらかのケースが大半だと思います。
水環境の無い場所で現地で洗う場合に、画像のようなポータブル洗浄機が非常に便利です。
私は水環境の無い所から出航する時は、船外機の塩抜き用に1缶(20L)
ボート本体やボートに持ち込んだ物、全てを洗うのに2缶(40L)持って行っていますが贅沢にバシャバシャ掛けて洗えてます。
ボート本体だを洗うだけなら1缶(20L)で大丈夫です。
上記、画像のポータブル洗浄機について詳しく書いた記事です。
使用動画もありますので興味がある方は見てみてください。
その他、便利アイテム紹介
フラッグ固定アイテム
フラッグを固定するのに超便利なアイテムがあります!
私も使っているのですがコレです↓
トランサムに固定して使っています。
安全フラッグはロッドホルダーに挿しただけだと運が悪いと飛んでいきます。
(特に釣り竿でやっている場合)
このアイテムはネジでポールを固定できるうえに、折り畳めるので取り付けたままゴムボートを畳めます。
ツイッターで紹介したところ、売り切れとなり一時期入手困難になっていた超おすすめアイテムです!
そうそう、折り畳む向きは上下で逆になるように取り付けますのでご注意を。
ミニボート釣りに必要なアイテム10選・まとめ
独断と偏見でミニボート釣りに必要なアイテム10選を書いてみました。
これから2馬力ボートデビューされる方は是非参考にしてみてくださいね!
では、安全なフィッシングライフを!