ゴムボくらぶです。
山口県下関市のFさんからホンダ2馬力のメンテナンスのご依頼をいただきました。
ありがとうございます。
*当ゴムボくらぶでは依頼者様との信頼関係を第一に考えており、業務の透明性や入庫時の状態・作業内容の報告を目的として一部を一般公開しております(技術の漏洩防止として公開していない内容も多数ございます)

型式:BAAC(BF2DH)
製造年月:2019年08月
ホンダ2馬力・アイドリングで止まります【山口県下関市・Fさん】

アイドリングでンジンが止まってしまうとのこと。
その他、おまかせコースなので全部チェック&メンテナンスをしていきます。

まず、気になったのがキャブのガスケット。
上下逆に付いています。
プレートの奥にあるガスケットは裏表逆についています。
後できちんと組み直しておきましょう。

エンジン下りました。
オイル漏れは無いようですね。


ベアリングの状態OKです。

イグナイターの状態。

錆びるのは仕方ないですが、好調な状態を維持するには定期的なメンナンスをすることが大事です。

マフラーは結晶の付着はほぼ無く結構綺麗な状態でした。
塩が溜まる個体と溜まらない個体がありますが、この違いは一体何故!?

クラッチケース綺麗になりました。

マフラーの錆が進行すると上部の部分から折れますので錆を落としておきました。

キャブレターは結構綺麗でしたが清掃しなのかな?
納得するまで清掃します。

燃料キャップの錆。
こういった錆はダイレクトに燃料タンクの中に入りますので大敵です。

ギヤオイルを抜いてみると白濁してました。

プロペラシャフト側のウォーターシール

ドライブシャフト側のウォーターシール

新品のウォーターシール。
上の画像と見比べると分かりますが伸縮性が無くなっており、開いたままで型が付いているのが分かります。

プロペラシャフト側のウォーターシールを外したところ。
外周から塩分が入り込んでいます。

交換完了。

こちらも交換完了。

アイドリングで止まる原因はもうありませぬ。

OKデス♪
ご利用ありがとうございました。