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【釣行日】2019/11/23

ゴムボチャンネル

トーハツ2馬力

トーハツ2馬力のシフトレバー固着修理【福岡県北九州市N山さん】その2



こんにちは、ゴムボくらぶ(@gomubo_club)です

 

 

福岡県北九州市N山さんからトーハツ2馬力の修理依頼を頂き下記の記事ではインペラ交換の内容を書きました。

【悲報】ボルト全部折れました!トーハツ2馬力のインペラ交換【福岡県北九州市・N山さん】その1

この記事では、シフトレバーの固着修理をメインにエンジン内部洗浄・サーモスタット交換の内容を書いていきます。

 

トーハツ2馬力/修理依頼内容

 

●シフトレバーの固着修理

●インペラ交換

*その他にも悪いところがあれば修理しておいて欲しいとのこと

 

型式:3BV(MFS2B)

製造年月:27年9月

 


シフトレバーの固着修理

27年製は純正のグリスニップルが付いています。

しかし、グリスアップをするも動作は柔らかくならずということで入庫しました。

状況確認としてシフトレバーをN→Fへ動かしてみるとかなり硬くなっております。

グリスアップで改善しない場合は、悪化する一方なので早めの修理が結果的に得策となります。

 

シフトレバーの修理はエンジン下ろさなければいけませんので、まずはその作業から始めます。

アクセルワイヤー・チョークワイヤー・配線を外し、下から止まっているボルト7本を外して下ろします。

塩噛みでシフトの軸がかなり硬くギリ抜けてるといった感じです。

軸の状況を観察すると金属同士が摩擦で削れグリスに混じり黒くなっています。

軸穴内部は結晶が凄いです。

グリス溜まりにグリスは入っているものの、問題となる内側のOリングまでは浸透しきれていない状況です。

塩噛みが始まってしまうと分解修理しかないようです。

軸穴の内部が塩でガザガザしていますので#1000の耐水ペーパーで慣らしてツルツルにします。

 

Oリング2つ交換

シフト軸のグリスにはラバーグリスを使います。

シフトのグリスアップにはいろいろと使いましたが、ラバーグリスが1番適しているという結論に致りました。

ラバーグリスは柔らかく耐熱性がありゴム製品に優しいという特性があります。

通常、車のブレーキまわりに使われていますが汎用性が高いグリスです。

 

塩が入る直接の原因となるシャフト内側は耐水グリスでシールドしておきます。

指1本で軽く動くようになりました。

シフトレバーの修理に関してはこれで完了です。

エンジン各部をチェックしてみる

エンジンを下ろしたタイミングで各部をチェックしてみます。

赤丸の位置はインペラから組み上げられた水が最初にいきつくところですが、ここにも砂があります。

 

赤丸の位置に吸い上げられた水が上写真の黄色丸の小さな穴からエンジン内部に入っていきます。

そして、サーモスタットを通過してエンジン内部に回って緑丸の位置から排水する構造です。

ロアケース内部にあった砂はエンジン内部を通過後に排水されたものだと推測します。

エンジン内部の水路にも砂が入っていそうなのでサーモスタットのところから流水を入れてみます。

サーモスタットを外してみたらやはり内部にも砂が入ってます。

サーモスタットは塩で凄いことになってます。

サーモスタットの穴から流水を入れると。。。

やはり、砂が出てきました。

砂も一緒に吸い上げるとインペラやライナーも痛みますし、砂も一緒に結晶化してしまい最悪水路が詰まってオーバーヒートということにもなり得ますので、砂と船外機の足は極力近づけないほうが良いです。

 

サーモスタットケース内部は頑固な結晶がついていますので、ソルトアウェイをかけてドライバーでこさぎとります。

ソルトアウェイについての詳しいことは塩害腐食防止剤・SALT-AWAY(ソルトアウェイ)をミニボートに活用する!をご参考に。

清掃後、内部水路はエアーガンで吹き飛ばします。

 

サーモスタットは交換ですね。

トーハツ2馬力ののサーモスタットは52℃で開くようになっています。

 

ソルトアウェイを掛けながらゴシゴシを清掃します。

検水の穴も棒を入れて清掃します

 

before↑

インペラケースからエンジンまで繋がるウォーターパイプです。

最上部にはグロメットがついているのですが、このグロメットは排熱で結構痛んでいることが多いです。

グロメット交換しておきます。

after↑

パイプ内部も詰まりが無いか念のため適度な棒を入れて掃除します。

パイプは磨いたらピカピカになりました。

 

エンジン下部の7個のボルトをステンレスボルトに交換しておいて欲しいということで、N山さんがボルトを準備されました。

ステンレスボルトに変更

 

これで、あとは組み上げます。

 

始動確認

【冷間始動】チョークを引っ張ってアクセルはSTART位置で2回始動

【温間指導】アクセルはSTART位置/RESTART位置で1回始動

【吹け上がり】良好

【検水】良好

【シフトレバーの動き】良好

 

*ペラ塗装・フライホイル塗装

 

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交換した部品

ご利用ありがとうございました。

 

【悲報】ボルト全部折れました!トーハツ2馬力のインペラ交換【福岡県北九州市・N山さん】その1

船外機メンテナンスカテゴリー

 



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